みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

力太郎、帰る!

イメージ 1
とうとう退院してきた。
退院「した」、というより、退院「してきた」の方が正しい言い方だと思う。
全快したというわけではないが、微熱の波がある程度落ち着いてきたので、帰ってきた。
これ以上耳鼻科病棟にいても、ということ。
 
微熱も、脱水も、げりぴも、可能性大の状態で、悪天候の中帰宅してきたので、
移動中、少しぐったりして心配したが、今現在、観察中ではあるが、早めに熟睡状態に入っていて変化なし。
帰宅してきてから一皮むけたように、表情がよくなった。
 
 
やっぱり、悪い魔法にでもかかっていたのではないか、と、冗談抜きで思わずにはいられない。
今回の入院は、本当にいろんなことがあって、怒涛の毎日だった。本当にストレスがっぽりもらってきた。
入院の総括については、また後日。
 
力はおねえたちが帰宅してきた夕方からさらに機嫌はくなり、にこにこ笑って少し身体を動かしていた。
吸引も思ったほど多くなく、落ち着いている。
うんちはやはりげり気味ではあるが、おまるに座ってちゃんと排泄できてる。えらい子。
 
そして、今日の最大のお楽しみは、約一ヵ月半ぶりの風呂。
どんだけ垢が出るかと、ばあちゃんも見物に来たほどだが、
案の定、すごいことになった。
垢すりタオルなどつかっていないのに、手でこするだけで、ぼろぼろと。
私は力を入れた後の湯船につかることができなかったほど。げげげー、これ、無理ー。と。
 
力はやや長風呂だったにもかかわらず、吸引いらずで、あがった後も元気。
それにしても、痩せた。げっそりだ。頬もこけたし、手足はガリガリである。
 
その後疲れたようで、ぐっすり眠ったが、大の字で寝ているので、大丈夫そうだ。
 
昔話で、「力太郎」という話があるが、まさに今日の風呂での力は力太郎だ。
 
力太郎、帰ってきたぜよ!!(なぜか龍馬風
 
 
といいながら、まだまだ要観察状態だ。
できれば再入院は避けたい。
がんばれ、力太郎!!