昨夜はここ数日で一番よく寝た。でも朝はやややつれ気味な面持ち。大量うんち後は朝寝したが、つけかえ処置でまた起こされ、寝る機を逸した。
朝一でじいちゃんが、御守りを持ってきてくれた。また午前にはばあちゃんが弁当持ってきてくれた。それからは静かに過ごしたが、やっぱり吸引は多い。さらさらの分泌物。
午後遅く、仕事済ませて夫が戻り、病院に直行してきた。力の今回の手術と入院で夫は三度目の休暇をいただき、飛行機往復だ。
注入順調で、本日の目標の平常の七割弱の達成まで残すは後一回、となった夕方、やや下痢傾向な便が出たので、ラストの注入はどうしたもんか、無理せずやめとこかな、と考えていた消灯前後、何度も点滴アラーム鳴っていたこともあり、針部をみてもらうと、やや腫れている感じ。触ると痛そう。
そういえば、今日何度か、ちょい泣きがあったことを思い出した。
今入っている点滴はちょうど一週間目。脱水対策だったが、今では注入量も増えてきたので、点滴量的にはずいぶん減っていた。ただ、針先は無事にもつのかを、昨日から気にはしていた。
手術前麻酔中に新しく点滴とりましょう、という話しをしていたがもう限界だったのだろう。医師と相談して、看護師さんが抜いてくれた。
術後もしばらく点滴生活だろうから、一晩だけでもお休みになってよかった。
それにしても、今日の今一つの顔色と、ちょい泣きは、点滴痛い、のメッセージだったような気が、今している。もっと早く気付いてやれば、と、申し訳ない気持ちでいる。私がいくら母と言っても、万能なわけないので、これが傲慢な考えだとはわかっているが、点滴が気になってたのになあ、と。
でも看護師さんが気付いてくれてよかった。
明日の手術の術前説明は金曜だったので、私一人で受けた。夫はその場にいることが出来ないことを残念がっていて、説明前に、問いたい内容の再確認や問題点洗いだしに加え、前回の手術から明日の再手術への経緯から、医療体制等以外について、何かなかったか、と夫と話した。
その中で、非科学的だが、ゲンかつぎ、のことにも及んだ。
もともと私はゲンをかつぐ。例えば大事な試験や試合の、服の色や使うものの順序、食事など。
力の手術に関しては、必ず、トンカツ弁当を食べることにしている。また、霊験あらたか、と評判の御守りを手に入れて、のぞんでいた。
しかし先日の手術前に、御守りは手にせず、トンカツ弁当は、術後、院内のコンビニの何だかよくわからん余り物ぽい弁当で済ませてしまった。
これがいかんかったのでは?と。はたからみると、大変アホらしい話だろうが、私達かなり真剣で、明日のトンカツ弁当は、いつどこで調達するか、等と、今日夫と病室で話した。
御守りは、私達の話を知ってたかのように、じいちゃんが朝一で持ってきてくれた。皆考えることは同じなのかも、と驚きつつ感謝である。
明日またハードになるだろうが、無事に戻ってきて、元気に退院しようね！力！
