みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

親子分離と御用納め

今週で通園は終了。所属しているクラスは23日祝日があるため、週明け早めに「御用納め」となった。

御用納めの日は力は初の親子分離保育の日である。
当市では年長組より子どもだけの単独通園になるが、そのことと、
来年度の毎日通園に向けての足がかりとして、本年お試し分離、が設定されている。
前回は夏にあったが、力は医療ケアがあることなどから先送りになった。
今回は園に検討いただいて、施設内での待機で、ということになった。

朝、体調報告をして、力は看護師さんに主にお世話になる。
力には、基本的にはほとんど側についていていただかなければならないので、
施設内の限られた医療スタッフ人数では、計画が必要になる。
大変な中、本当にありがたいことだ・

力は先週末、寒くなってからの体調が今一つすぐれず、嘔吐続いたりぼんやりしていたりで、
この週明けの分離は、雲行き怪しいなあと思っていたが、
天候と同様、日曜からどんどん上り調子。週明けはすっきり起きて排泄し機嫌がいい。
相変わらず勝負強いやつ!!

登園して、ここ数か月の中でも最もご機嫌だ。安心して預けることができた。
時間は90分。訪問看護師さんにお願いする時間と同じである。
ほかのお母さんたちは、ショッピングに繰り出した。
行ってらっしゃーい!と声をかけて別れた。皆、短時間だけどとても晴れ晴れとした顔で、
レスパイト(介護看護者の休息)の大事さを実感した瞬間であった。
私は施設内で、ということになっていたので出かけずにいつも昼食をとる保護者控室に待機。
パソコンを持参してきて、たまった書類などをまとめているうちにあっという間に時間になった。

保育室に戻ると既に食事だ。
なんだか妙にテンション低い。さっきまでバスに乗ったりで超ご機嫌だったらしい。
テンション上げ過ぎで疲れたんだろう。
食事練習終了後、横にすると、少し機嫌が戻った。やっぱりお疲れのようだ。

御用納めの日に無事親子分離もクリアして、次回へのステップアップの第一歩となった。
皆さんと年末のお別れをして、帰宅。
帰宅後いつも通り、我慢していたらしいうんちをして、ちょこっと夕寝して、起きてもにこにこだった。


来週はもうお正月ではないか!
いつもの風景だが、何にも準備できていない。
力が生まれてからは特に、年末から1週間前までは、
いやいやこんな状況で無理してやることないし、だって、力のことが最優先だし、
などと、いいわけモードで過ごして、
やっぱりこれだけはやっとかんと、と、ギリギリになって、バタバタする。
掃除や片付けは没頭してがっつりやりたいんだよなあ。
でも、できない状況。だからぼちぼちやればいいのに。。。学習能力なしだ。

夫は仕事の都合でいまだいつ帰ってくるのか未定。全くしょうがない。
このご時世、働く場があるだけでも良しとせんといかんのだろう。

年末年始、体調崩さず楽しく行こう!