みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

お下がりだらけ

イメージ 1

週末も寒かった。
おねえたち、新型インフルエンザのワクチン接種順が回ってきたので、
二人とも接種でき、年末年始の心配度が少しだが軽減された。

力は、金土ともに、吐きがちだった。
そばによると、ほとんど終日酸っぱいにおい。逆流しているのだろう。
先々週の定期受診の際、新しい担当の外科医に、
気管切開孔の肉芽は上がってきた胃酸の影響の可能性が高いことを、
来年の手術執刀医の耳鼻科医から指摘されたことを話した。

もともと、胃酸が悪さをしているのだろう、ということは言われており、
胃酸を抑える薬を処方されていたのだが、
その薬は超微小カプセルで、力の胃ろうボタンには目詰まりして投与がうまくいかなかったため、
漢方で嘔吐が抑えられたことをきっかけに、中止していた。

以前処方された薬以外の胃酸を抑える薬を試してみることにして、
それからずっと投与しているが、まあ、効果のほどは、そんな程度ではわからん。
でも、久々に、酸っぱいにおいで吐きがちなので、
下痢ぴーになった時から一時中止してそのままでいた漢方を再開してみると、
日曜は嘔吐もなく、少しおさまったようである。

薬だけの効果ではないかもしれない。だって、とても寒い。

寒いといえば、今年の防寒便利グッズ一番手は、レッグウォーマーだ。

力は足に何かがあると、けっちらかす癖がある。布団は蹴り、靴下はうまく足を使って脱ぐ。
だから厳寒の冬でも、いつも、足だけは外に出している。
足まで布団をかけていると必ず、夜中に無意識のうちに布団を蹴り、
気づくと身体には何もかけずに寝ていることがあって、かえって怖いことになる。

昨冬もいろいろ考えたが、長めスリーパーくらいしか、方法はなし。

しかし、今年は、レッグウォーマーが活躍中。
がっちり止めて、ちょこっとだけ足先をのぞかせてれば、脱ごうとする気が少しは失せるようだ。
また、いいのは、写真のように、おまる座り時、気になっていた足丸出しが解消したこと。

それにしても、このピンクチェックのレッグウォーマーは、今年、夫が買ってきたもの。
ただでさえ、おねえたちのお下がりばかりで、衣類は女の子色が高いのに、
わざわざなぜピンクを買ってきたのだろうか?
「いいやろー、これ、かわいいーやろー」
と。
お下がりだらけで、力=ピンクが定番になってしまったのか、それとも、なんか勘違いしてるのか。

まあ、見慣れると、これもまたいいか~。