みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」

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このような時期にいかがなもんかと自重するつもりだったが、欲の方が勝ってしまった。
スペシャルエディション」という言葉にかなり弱い私。
全世界で限定2週間、なんて言われると、後からDVDが出るとわかっていても、居てもたってもいられず。
うまく乗せられてしまった口である。超久しぶりに劇場に足を運んだ。

平日昼間に一人で観に行こうかと密かに計画していたが、娘たちにお伺い立ててみると、
えー、ずるーい、私も行きたーい、マイケルー!!と二人して言うので、3人で行くことにした。
力留守番だし、映画館滞在時間を最短にするため、事前に席をネットで押さえてGO!

映画は、今年8月に予定されていたロンドン公演のリハーサルの編集ものだが、
曲は映画用ということもありメジャー曲ばかりだった。
娘たちは、死亡報道があってから本格的に聴き始めた超後発新世代グループ、
しかも、映画に行き慣れていない彼女らなので、終了後は感動、と言うより疲労という感じはあったが、
知った曲ばっかりだし、○×の曲がよかったねー、とか、▽□の場面がよかった、などと、話していた。

事前にチェックしていた映画レビューの評価は異常に高かったし、
公開前のプロモーションCMも、いかにも、見たいと思わせる作りだったこの映画。
確かに、ファン度が高くなければなかなか足が向かない種類のものではあるだろうが、
始まる前から、館内のお客さんの期待感を大きく肌で感じたし、
最後に拍手でわいた映画は、私は初体験だった。

内容は、そのまま上記のとおりだが、観てみれば、
「マイケルを崇拝するダンサーやミュージシャン、スタッフ等々の、マイケルリスペクトドキュメント」
と言えるものであったと思う。
死に物狂いに真剣なバックダンサー、バックミュージシャンたちと、
リハならではの本人のちょっとゆる目の踊りや歌の対比もなかなかおもしろいと思ったし、
リハなのにテンションあがっていく様も、っぽくてよかった。

それにしても、50歳という年齢が信じられない身体と声。
いなくなったこと、本当に残念に思わずにはいられない。
同タイトルCD初回限定版はかなり売れているらしい。

THIS IS IT!!」