みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

マスク

新型インフルエンザ。
大流行第2波が、9月末か10月頭と言われている。
9月当初は、本当にそうなのか、というくらい、遠いところでの感染状況だったが、
2週目で既に、自分ら近辺にその波は確実に押し寄せている。

第1波の際は、異常なマスク争奪の様相。粗悪品が高値で売りさばかれるような、
まさにパンデミックパニック状態だったが、
今回は、何となく、沈静状態。品薄は品薄だが、そこまで高値でもなく、
まだ箱単位で購入することができるようだ。
以前の反省から、かなりの量を輸入したり、増産したりしたのだろう。

ほとんどの人たちと同じく、私はもともと、マスクなんてしたことなかったが、
力を授かり、一般日常生活を送れるようになってから、
冬などに流行の感染症が出始めると、マスクをするようになった。

だから、インフルエンザのこの状況では、ずーっとマスク族だ。暑くても根性!

当地では、春先の第1波で、あんなにマスクがバカ売れしていたにもかかわらず、
近隣の町中でのマスク着用率は恐らく0・5%位だったし、今でも、1%切るくらい。
流行し始めてから、着用するつもりなのだろうが、どうなのだろうか。


先日、マスクをしている私に対して、

「でも、マスクしたって、ほとんど効果ないもんね。感染には。」

と、言われてカチンときた。しかも、言った当人、医療従事者である。
もちろんそう言うだけあってマスク非着用。

「ちょっと、あんたがそんなこと言っていいわけ?」

と、のどまで出かけた。本人は雑談で軽ーく言ったつもりだったようだ。


そんなことは、私だって分かってる。
こんな簡易マスクで感染が防げるのなら、こんな大騒ぎになっているわけない。
でも、何か、自分にできることはないかと、できる限りのことを、できる範囲でやっているのだ。
家族や自分、周りの人を守るために。

前回のマスク推奨がマスク争奪を引き起こしたことから、
今回はマスクマスクと、報道も言わなくなった。

見聞きすることは、全部本当ではない、ということだ。


後で後悔しても遅い。取り返しがつかぬことはどれだけつらい事かと想像してほしい。
こんな状況なら先にかかった方がいいかも、などと思わずに、
どうか、蔓延させない努力を少しずつ、少しずつでも。