8/3から裁判員制度がとうとうスタート。
早速の東京地裁の傍聴希望はすごい倍率だったらしい。
たまたまチャンネルを合わせたNHKでは夕方リアルタイムで報道していたし、
続く19時のニュースでは、民放さながら、法廷を再現したセットを用いて説明していた。
裁判員は誰でもなる可能性がある。引き受けるのが絶対的に難しい人を除けば、
多分、多くの人が思っているよりも高い倍率で、回ってくることになる。
今回は初と言うこともあって、呼び出しがあった方のほとんどが、裁判所に足を運んだようだが、
だんだんこなれてくると、どうなるかは、やってみないと、というところだろう。
制度自体がどのように変わっていくのかは、今からがまさにトライアウトなのだろうが、
とにかく、本日からスタートしたのは事実。
にしても、とても違和感があったのだ。NHKの取り組み。
周知の意味も大きくあるのだろうが、
19時のニュースでの再現ものでは、逐一、裁判員になった人の風貌なども含めて説明していた。
これって、どうなの?と。
確かに、一般人が裁判員として裁く側に座った際の様子は知りたいが、
風貌、服装まで説明しなくてはならなかったのだろうか。
初の裁判員となった当人たちは、どう思ってるのだろうかと慮った。
私はおそらく、現況では、裁判員を引き受けるにはとても厳しい身の上だと思うが、
自分自身に置き換えて、ちょっと考えてみた、本日の裁判員開始であった。