本日通園。
登園時、車内で機嫌よくテンションが上がり、痰ずるずる言いだした。
吸引しようと停まる場所を探していたところ、
うまく信号に乗って、施設についた方が早かった。
駐車場で吸引するも、ひけず。あの痰はどこにいったのか?
部屋に上がって、横にすると、ふいにずるずる言い始めた。
急いで吸引すると、嘔吐感をもようしたようで、顔色蒼白になり、ちょこっと吐いた。やっぱり。
到着してすぐに吐いたので、看護師さんにも先生にも心配をかけたが、その後は何もなく元気。
嘔吐は以前と比べものにならないほど回数も減ったが、
やはりふいに吐くことはまだある。
注入中や注入後に吐くのは逆流症の影響だろうし、
注入関係なく吸引の刺激で嘔吐につながることもある。
それでも今のところ、誤嚥がないことが本当にありがたいことだと思う。
さて、本日のメニューは生活カード作り。
今年度から、年間通じての取り組みとして、
一日の生活のいろんな場面について、注意点や目標を書いた写真入りカードを作成することになってる。
初回は食事。
姿勢や食べ物の形状など、先生が写真やビデオを撮ってくれて、皆で検討しながら、
大人が注意事項等を書きくわえてまとめる。
今日は食事まとめと、次回の着脱の写真、ビデオ撮りだった。
食事についてはすでにまとめた人もいる進捗だが、
改めて他の皆さんと話していると、あ、これも、とか、それ、いいね!などと、
参考になることもあり、
食事の仕方はいろいろでも、とても有意義な取り組みだよなあと、思った。
将来的には、就学の際のサポートブックにまとまっていくとのこと。
食事時間に言語聴覚士さんが様子を見に来てくれたので、
聴覚検査をリクエストしたら、あ、今日いいよ、と、さっそく予定してくれた。
防音室で、専用の機械を使って行う検査は、11月以来である。
昼もいい感じでいたので、今回の検査はうまくいくのでは、と期待しながらだったが、
テンション上がりすぎもせず、眠ることもなく、
今までで最もいい状態で検査をできた。
また、検査結果も、今までで一番良かった。
前回は70dBは聞こえている、という、確定診断だったが、60、50は、微妙だった。
でも今回は、50dBまで聞こえているだろう、という診断である。
普通に話しても、聞こえているレベルだ。
せっかく作った補聴器も、いつも忘れたり、(母が)しんどかったりして、
つける機会がほとんどなくなっているのだが、
それもまた、力が聞こえていない感じがしないから、というのが大きい。
まだ聞こえについては不安定で波があるだろうが、
うち、うるさいもんねえ。誰かしら歌っている。ピアノも鳴ってる。
それが、いい方向に力を向けているのなら、本当にありがたいことである。
おねえたちの力が、大きいな。