みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

歯が足りない

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(↑うたたね15分前の力)


本日通園。
午前中、一年に一回の歯科検診と、歯科医の勉強会があった。

歯科医は障害がある人を専門に診る医師で、その話は、とても興味深く参考になる。
勉強会の間は、力、先生たちと光遊びをして、赤と青の光のうち、特に赤をチェックしていたらしい。
今まで赤よりも青だったんだが。まあいろいろな色を見ることはいいことである。


勉強会の前の検診で、歯が足りないことを指摘された。
小顎症の力、顎の割に、歯はとても立派。現時点でまあまあの歯並び、
ということはおのずと歯の数不足でないと、ということになる。
正規の歯の数だと、おさまりきれはずである。

といっても、今まで歯科医を受診したことはない。
虫歯もないし、これといったトラブルがないことで、歯科の優先順位を下げてしまっていた。
昨年も、受診して下さい、と言われたが、そのまま入院生活に入ってしまい、
その後、夏休みの暑さがおさまった後に、と思っていたらまた入院してしまい、
すぐに感染症心配な冬になってしまったので、行かず仕舞い。

ちゃんと調べて、将来のことも考えておかねば、と言われた。今年こそは行かねばならん。
歯の本数はすなわち、成長のあかしだそうだ。10本の乳歯は、手の指の数。なるほどねえ。


昼の食事練習では、一口食べた。
やはりぼんやりしている時が、ごくん、しやすい。
機嫌よく暴れていると、口周りにも力が入りやすく、ごくん、の前にぷぷーっと吐きだしてしまう。

リハビリの先生は試行錯誤してくれているのだが、まあぼちぼち、というところなのだろう。
食事ペーストを胃ろうから注入することをはじめて、腹具合も、便の状態も落ち着いてきた。
口から少しでも食べられるようになると、楽しみも増えるに違いない。


帰宅後はお疲れ気味だ。機嫌いい時とぼんやり、が交互にきて、何度かうたたね。
でも、このごろは、日中ずーっと眠ることはなくなった。5~10分ほどのちょい寝で復活し、
夜、きちんと寝てくれるので、いいリズムはできてきた感じ。

昨年や一昨年と比べると、本当に落ち着いてきている。ありがたいことだ。