昨夜、へんな向きで寝てしまったので元に戻そうと、深夜動かしたら、目を覚ましてしまった。
それから眠るタイミングを逸してしまい、号泣号泣。
最後には、吐いてしまった。久しぶりの夜の大変。
吐いてしまうとすっきりしたのか、眠ってしまって朝まで。
微妙な天気おまけに気温も低め。ちょっとなあ、と思っていたが、
やはり午前中は今ひとつピリッとしない体調であった。
昼まえに少し上り調子になってきたようだったので、歩行器に乗せてみた。
先日の反省を踏まえ、靴を履かせて、足がぶらぶらしないようにした。
乗せると、やっぱり、また前回よりもさらにラクラクになってる。
ひょい、と肘で支えて、にやにやしているではないか。
長く同じ体勢を保てはしないものの、ちょっとだけ手伝てやれば、嫌がらず座っている。
今日は足が地につくことをメインに取り組もうと、足をどうにかして、地につけていたら、
足ばたばたうごかしたついでに、歩行器を自力で前に押しやることができた!
おお!できた!
母、すっかりテンションアゲアゲ。できたできた!すごいすごい!と騒いでいると、
調子に乗った力、足を突っ張り、ちょこっと後ろに下がった。
おお!後ろ!
またまたテンションあがり、2人で一時、歩行器遊びで楽しんだ。
力も、できた!と言われている意味が、なんとなくわかっているような顔だ。
まあ、偶然の産物であろうが、とてもうれしい瞬間であった。写真は残念ながら撮れず。
足をつけて身体を支えること、足を地につけて動かせば身体を動かせることにリンクすれば、
まさに、ヘレンケラーの、ものに名前があることがわかった「water!」の、
奇跡の瞬間に似たようなもんだろうと思う。
身近なところでは、鉄棒の逆上がりができたり、竹馬に乗れたりする感覚に、近いのかも。
友人からもらったこの歩行器、もしや、力にとっての、「water!」になるかもしれない。