みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

悪魔くん、再び!

火曜は、うちは、私にとって、一足早い「子どもの日」だった。

というのも、午後一で力の訪問リハビリ、その後すぐに、おねえ二人の担任の先生の家庭訪問。

インフルフェーズ4の報を受け、午前中は備蓄食品の調達に奔走?した私。
5分で昼食を済ませ、訪問リハ、その後看護師さんに力を頼んで20分ほどで商店街ダッシュ買い物、
帰宅後すぐに、Nの先生着、終了5分後、Rの先生着、と、まさに、分刻みの、子どもの日。
効率的にまわって、よかったと思おう。


訪問リハには、リハビリの先生と訪問看護師さんが来てくれる。
先生が、前回力に好評だった、ぬいぐるみの犬のおもちゃを持参してくれた。
スポンジスイッチを押すと、わんわん!と鳴いて、しっぽふりふりしながら、近寄ってくる。
なかなかかわいい。

機嫌も体調もいい力は、いい感じでリハビリを受けていた。
年度初から新しく来ていただいている訪問看護師さんをいたく気に入っており、
先生のことも(リハビリ間は、先生がどんなに好きな誰であろうと目を合わせない)、
当然、私のことも、まったく目もくれず、
美人の看護師さんの方ばかり見て、にやにやしていた、いやらしい力である。

そこで、私が、歩行器に乗れたんです、と、紹介して、先生と一緒に歩行器トライで号泣!
どういうことだ???

こりゃやめよう、と、その後、先生の膝にのせて、手をつっぱる、というリハビリを続けていたところ、
ちょうどそこにあったわんわんのぬいぐるみを、力の足もとに近づけて、わんわん!とやってみた。

すると、力、お!と、気付いてぬいぐるみ凝視しながら、うれしそうにしている。
そして、近づいて、足にすり寄り状態だったぬいぐるみを、蹴りはじめた!にやにやしながら!
手のリハビリ中であることは頭からすっかり離れて足もとに集中!
リハビリの時間でこんなに楽しそうな力を見たのは、初めてだ!
余裕かましてきやがった。


悪魔くん、再び!】

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(わんわん!わんわん!)
お?何?

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けりっ

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(わんわん!わんわん!)
おらおらー、うははは

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(わんわん!わんわん!)

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けりけりっ!
うはは~、ぎゃぎゃぎゃ~!

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ん、これくらいで許してやろう!

(許してやって下せえ、お代官様・・・)