昨夕、ばあちゃんから電話があった。
「あんたんとこさあ、Kくん(私の夫のこと)の着らんくなったスーツかなんか、ない?」
ばあちゃん、手芸系が趣味なので、材料にでも使うのかと思いきや。
「D(当地の百貨店)でさあ、要らんスーツ持って行ったら500円商品券もらえるらしいけんさ。」
とのこと。
ちょうどタイムリーにも、ちらっと見た今朝の情報番組で、
都内の百貨店中心とした「下取りセール」人気、というようなことを言っていた。
どこも、モノがかなりぼろぼろ状態であっても、商品券などと交換できるらしい。
店の狙いは、「足を運んでもらうこと」、とのことだ。
来店し、商品券もらったついでに、私の春物、とか、デパ地下、とか。
確かに、足を運んでもらわねば百貨店、このご時世では死活問題だ。
下取りだけに行く人も、たくさんいるだろうが、
多分うちのばあちゃんみたいな人は、きっと、商品券を片手に、
地下に寄って、商品券以上の買い物をして、得した気分で帰宅するだろう。
百貨店の狙いに最もはまるカテゴリーである。
下取りした衣類は、オークション等で売る、とのことだったが、
ぼろぼろはさすがに無理でも、それなりの状態の集めた古着、本当に売る手間をかけるのだろうか?
下取りセール自体、いいことだと思う。
でも、単なる客寄せツールでなく、意味ある「下取り」をしてもらえば、
意味ある、ありがたいこと、だと思う。
4月22日はアースデイでしたしね。