一時的であっても、当然ながら、呼吸不全状態は身体に、特に脳にダメージがある。
力の一時的呼吸不全状態は、
とても厄介なことに、全く、音もたてず、前触れもなく、静かーに始まってしまうこと。
私が眠っていて気付かず、状態がそのまま改善しなければ、生命危機に直結だ。
理想は、終日モニタリングすることなのだろうが、こんなに活発な力には現実的ではない。
アラームなりっぱなしだと、ハハが眠れず、先にダウンしてしまうからだ。
今までの蓄積から、今日はどうも今ひとつ、という時に限り、昼夜問わず、
眠っている間はSPO2モニタリングをすることで、
とりあえず、危険な状態は回避できている。
先日のエピソードを、翌朝、神経科の担当医に相談すると、受診するように言われ、
受診後、抗けいれん剤(現在デパケンシロップという一般的な水薬を投与中)が微増になった。
血中濃度や体重からしても、まだまだ増やせる幅は大きくあるらしいが、
一気に増やすと、副作用が怖い。
成分量的に1割増となった。一回量としては、たったの0.5mlである。
また、呼吸不全状態は、けいれんの前触れなのか、それとも、けいれん自体なのか、
起こっている時の脳波を調べねば、何とも言えないとのことだった。
その時点の脳波は、調べることは難しいだろうな。
平たくいえば、よくわからん、というととらしい。
薬の微増で少しは効き目あるんだろうか、と思いきや、
最初の増量投与後、明らかに、眠気が来ている。
抗けいれん剤は、けいれんを抑える役割なので、身体の活発度も下げてしまうのだ。
抗けいれん剤はたくさん種類があり、
それぞれの人に、あう種類と量があり、
それを探すのがとても大変だ、とよく聞いていたが、
本当にそうだ、と思った。薬は、いい面もあるが怖い副作用の面も忘れてはならない。
少しは機嫌よくなったが、
泣いてしまったり、妙に眠れずにねぐずりしたりしているので、なんでだろう、
と思っていたが、
薬増量した日の夜、首周りを処置している際に、気切孔のガーゼと、首の傷の辱そうが黄緑ぽい。
もしや、また緑膿菌ではないか。体調低下しているから大いに考えられる。
判断難しいところだが、抗生剤を投与してみた。
まだ効果はわからないが、ガーゼは、きれいになってきた。やっぱり菌が悪さをしていたのだろう。
まだまだいまひとつ、パリッとしないのだが、
今日は、お昼に、久々に友人たちと会う約束をしていたので、
ヘルパーさんにお願いして少しだけ外出したが、
不在時も、やっぱり今ひとつ、だったらしい。
ちなみに、下のおねえも朝から熱を出し、お休みしたが、
午後計ってみると。38度に上がっていた。
夕方担任の先生から電話があり、インフルエンザが二人出た。とのこと。
ま、まさかああ。
連休は正月以来の夫が帰宅する予定。
暖かいし出かけるつもりにしていたが、この分じゃ家族全員で家で待機となりそうだ。