みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

期待感覚

先週の花粉(黄砂)?不調から約一週間で、ほとんど挽回の力。
天気がぐずつくと、痰が少し多くなるが、機嫌は悪くはならずで助かっている。
ようやく、うちのPIT椅子に座るのにも慣れてきたようで、
あまり嫌がらなくなったし、座らせ続けて顔色が悪くなることも、なくなった。
ばたばた足を動かすので、椅子がぐらぐら揺れるのが心配なくらいである。
キャスター付きなので、ストッパーは必ず、だ。

力はもともと、人には興味あるが、おもちゃにはほとんど興味を示さなかった。
寝たまま遊べるベビージムも、0歳児からの入院中より継続して、
何度か力の上に設置してみていたが、ほとんど反応なし。
とうとう1年ほど前に人に譲ってしまった。
遊びものはほとんどないのだが、
正月のお年玉代わりに、
柔らかいプラ製のアンパンマンの人形で、頭を押すとプーっと鳴る単純ものを見せて鳴らすと、
思いのほか喜んだ。

昨年より引き続き、ポニョの主題歌は、100%ヒットするのだが、
それも、あるフレーズで、最も反応が高いことに、最近気づいた。
さびの一つ前のフレーズで、必ずうひゃひゃ!と笑っている。

一本橋こちょこちょも、ぶらんぶらん遊び(横抱っこして大きくハンモックする)も、
「もう一回?」
でげらげら笑って、知らせてくれることが、はっきりしてきた。
風呂大好きな力が、風呂に入る前の、風呂ドアを開ける前の顔も、いつも同じである。

見通し立ってきたのだろう。三歳を半年過ぎて、なんとなく一皮むけた感じだ。

0歳児の時に友人からもらったケルンボールというおもちゃは、
虹色のボールが、ボールの重みと吊る紐のねじりの力だけでくるくるメリー状態で回るおもちゃだが、
当初は興味持っているのかいないのかわからないような状態も、
昨日、座らせた際、微妙に手足が届くか届かないか位に吊るしてみた。

私が見ていると知らんぷりしているというのに、見られていないとわかると、興味津津である。

私が手でくるくる回してやると、さらに興味倍増。
あるきっかけで、手が当たって、ボールが大きく跳ね返ったところで、大笑いしていた。

ひとりで遊んでる!!!

ちょっとしたことだったが、母、感動で感無量であった。

これは、と、カメラを取り出し、撮影しようとすると、ふと、その気のないそぶりだ。
こんなのも含めて、成長を感じられた日常の一コマであった。

力にヒットするおもちゃ、調達せねばなあ。



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手で回すのも、なんか飽きたなあ。

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んー、どうしたもんか・・・。

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・・・!

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それえええ~!!!

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・・・・・

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ちょっと空振りっすね。んふふ。