みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2008回顧3:「歯を食いしばるな」

2008回顧をもういくつか書こうと思っていたらもう年末になってしまった。
ということで最後は自分のまとめ。

今年は、力の体調がずいぶん落ち着いてきたこともあり、
また、下のおねえが就学したこともあり、で、
後回しにしていた、自分の心身を顧みる年となった。
特にここ数年間、物理的に難しかった「身体」の修繕を敢行した。

病は気から、と言うが、この数年間、人生で最もハードだったにもかかわらず、
ちょっとした風邪が片手で数えられるほどだった。
なんとかぶっ倒れずにやってこられたのは、
この身体に生んでくれた両親と、今までの様々なスポーツの鍛錬の蓄積のおかげだろう。
周りからすれば、バケモノ?扱いであった。

それで、今年は身体的なものでも、後回しにしていた皮膚科と歯科に、何年振りかに通院した。

皮膚科では、このたび、いかにもアラフォーな「かんぱん(=シミ)」治療。
今までスポーツで体を鍛えたことは良かったが、
無防備に日焼けしてきたことが要因の一つ。加えて加齢と、日常ストレスが原因らしい。

数年、鏡見る余裕もなかったが、下のおねえの卒園式及び入学式に際して、わが顔に愕然とした。
こりゃいかん、手遅れにならぬよう、と。
シミ治療など、と贅沢な気もしたが、子どもの頃からお世話になっている医師のところへ。

治療は、週三回のビタミンC注射と、かんぱん治療薬トランサミン等の連続服用だったが、
通院を頑張ったおかげで、かなり満足いく状態になった。修繕の甲斐あり。

もうひとつの歯科。
以前から治療しなければならない歯はあったが、眠れないほどもないし、
そんなこんなで、自分の歯などにかまっている暇はなしだったが。
今夏、あるきっかけで、近所の歯科に行くことになり、
それから、定期的に通院することになった。かなり、ガタが来ていた。

いくつも要治療部分があったが、年末になって、どうにか形になってきた。

治療途中に、歯科医に言われた。

「いやー、やっぱり、歯を食いしばってるんですよ。
できるだけ、歯を食いしばらない生活を心掛けないと、治療しても、また悪くなりますよ。」

無意識のうちに、歯に相当な荷重がかかっているらしい。
ヒット動作がある野球やテニスなどのスポーツ選手などは、すぐに歯が悪くなるとのこと。

確かに、日常生活いろんな場面で、食いしばっていない、とは言えない。
この数年間は、特にそうだが、今までを振り返ってみても、軽重込みでずっとそうだ。

「そうですねえ、(食いしばらぬよう)ちょっと意識してみます。」

と歯科医には答えたものの、そりゃー無理な相談である。


闘うハハ、来年も引き続き!!!