みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

正月に漆器を

イメージ 1

クリスマスが終わるとすぐに正月準備だ。店の売り場もすっかり様変り。
正月は一年の中で個人的には最も好きな日なので、準備は気ぜわしくもうきうきだ。
屠蘇セット、重など、ちゃんとした正月物品を、すっかり揃えるのは経済的にも難しいので、
ちまちまと数年計画で収集し、最終段階の今年は、子どもたちの雑煮椀の番。

正月のような機会に、子どもたちにも伝統工芸品の漆塗りの良さを味わってもらいたいと、
大人と同じ、塗り物の蓋付き椀を探したが、金額と品物のバランスがいいものが見つからず。
そこで、蓋無し椀に絞り、漆塗り木製品を探した。
今では器も塗りも国産のものは稀有で大変高価である。
ほとんどが、器は輸入(中国)もの、塗が国内で、というのが主流で一般庶民の手に届く範囲だ。

いろいろと検討したが、結局は越前塗の溜内黒の渋め小さめ椀にして、底面に名前を入れてもらった。
かなりリーズナブルだったが、届いた器は手馴染みもよく、重さ感もよく、いい買い物だった。

同じ店で、最近よく見られるようになった「食洗機対応」の器と箸も、ついでに購入。
これらは新年からの日常使いにしようと思う。

正月のごちそうは、漆器が引き立てること、請け合います。