みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2008回顧1:大河ドラマ「篤姫」

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NHK大河ドラマ篤姫」。まだ最終回の視聴率は発表されていないが、
おそらく一度も20%を割り込むことなく「完」となった。

大河ドラマのような長ものは、現況、途中抜け番が出る可能性が高いため、
初回を少々チェックする位で、はじめから敬遠することが多いが、
この「篤姫」については当初期待薄だったこともあり、
初回からゆるく数回見て、そのままはまってしまった。
1年を通して、録画して、蓄積することなく、全回視聴したドラマは久し振り。

史上最年少の主役として抜擢された、宮崎あおい、は、
風貌他、いわゆる万人向けな女優ではないと思われるが、
幕末もの、しかも、大奥もので、ここまでもってこれたのは、
ひとえに彼女の「気合い」に他ならない、と思う。
毎回録画を夜中にひとりで視聴しては涙する場面が必ず一か所はあったドラマだったが、
毎回見終わってみれば、いやー、宮崎あおい、すげーな、といつも。

また、
並ぶ主役級、瑛太、も、歴史に埋もれた役どころにスポットを当てたことも、
ドラマ成功の大きな要因だったと思うが、
もう一人、再?ブレイクした、と言っていいほどの活躍をしたのは、
大奥ものメジャー人物、滝山を演じた、稲森いずみ、だろう。
今までどんな役をしてたっけ、と思うほどの「キターッ」である。
滝山をこう「かっこよく」仕立てられたのも、彼女の「気合い」だ。

女性主体の大奥ものだから当然かもしれないが、
女性の「気合い」恐るべし!であった2008大河ドラマ
これぞまさしく、この2008年「変」の中の一つの象徴ではないかと思う。