年度末までに、(ほとんど)国民全員にお小遣いがもらえるという。しめて総額2兆円。
所得制限のことで政治家や官僚の綱引きでもめにもめているが、
富裕層でないほとんどの国民にとって、
給付金支給という大盤振る舞いに、諸手挙げてのウェルカムモードにならずにここまできている。
「くれるというならもらうけどさあ。でもねえ。」
井戸端レベルでこの話題になった時に、こう始める人がほとんどだ。
きっとこんな感覚の一般市民が、8割くらいはいると思う。
給付金を評価しない人、の割合は約60%とのことだが(共同通信)。
1人当たり1万2千円。そこそこのお金であるが、もらって何に使うかと言われると、
私は絶対に何か買ったり使ったりしないと断言できる。貯金か返済にあてるだろう。
同じく、どこまで行っても千円でも、だからと言って高速道路を利用することもないと思う。
広く薄く散らすのでもこうばたばたもめるのなら、
2兆円一括して医療や福祉に使える法律を作って有意義に使ってほしいと、切に願う。