みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

おねえたちと一緒に

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今日はおねえたち、代休だった。
平日休みなどなかなかないので、これ好機と、
力の入院で遅くなってしまったインフルエンザ予防接種を受けに行くことにした。
力は今まで、かかりつけの病院と、予防接種指定病院でしか、接種したことがない。
つまり、大きな病院しか受診していないことになる。

しかし、今年で力、三歳になったこともきっかけとなって、
近隣の医院でトライしてみようかと思い立った。
かかりつけ病院での接種はかなり高額になるのも、現実的な理由の一つ。

たまたまおねえたちのかかりつけ医院が力の病院の医師のOBであることと、
医師同士が顔見知りであることで、安心感もあった。

先々月から先月にかけて、二度の入院のこともあったので、念のため朝一で主治医に電話相談して、
ゴーサインをもらって行くことに。

午前遅めの接種予約ができた。
事前に力の障害のことを相談し、隔離部屋で待機させてもらうことをお願いした。
行くとやはり平日にて、患者さんは少なく、よかった。いつもはかなり混み合っている医院である。

おねえたちが先に接種し、最後に力。
いつもは号泣してしまうのだが、なんと、今日は、笑みさえ浮かべていた。
医師のテクニックのおかげかもしれないが、
おねえがそばで見ていたから、かっこつけたんじゃないかと、私はそばでにやにやしながら見ていた。

力は、行きも帰りも起きていたが、静かに快調だった。無事に接種できてほっとした。

帰宅して、起きている時はずーっとご機嫌で、にこにこ過ごしていた。ご機嫌が過ぎるほどだ。
体調いいのだろう。

この代休で、力さえ体調良好なら、みんなで遊園地にでも行こうか、
という話が出ていたが、母、3人を連れて行って、すっかり疲れてしまいその後の外出は不可能。
遊園地がインフルエンザ接種日にすりかわってしまった。
にもかかわらず、おねえたち、皆で車に乗って出かけたことで、なんとなく満足したようで、
文句も言わずに家の中でなんだかんだして遊んでいた。親バカながら殊勝な彼女ら。ありがたいこと。

今日は天気良かったもんなあ。