おねえたち、お休みの日の自由時間の遊びに、「家族ごっこ」がある。
就学前は、お母さんお父さん赤ちゃんなどの「家族」レベルだったが、
小学生になるととたんに範囲が広がり、お友だちや兄弟が格段に増えてきた。
1人二役三役当たり前だ。
ということで、ごっこの時は彼女ら、別人格にすっかりなりきって仲良く遊んでいる。
おもちゃやゲームなしでも延々と遊べるのが、子どもたちのすごいところである。
別人格なので名前もいろいろだ。陰でこっそり聞いていつも笑ってしまっている。
Rは今のところ、自分の名前にちょっとコンプレックスがあるらしく、
別人格の名前が、たいそう漫画女主人公ちっくである。
たとえば、こんな兄弟。
よなみねレイナ(本人)
ケント(弟)
タツヤ(弟)
ひな(妹、赤ちゃん)
うみちゃん(飼い犬)
日毎に本人は改名するのが彼女の常である。レイナの翌日は、しまだエリカになっていた。
上のおねえNは、つきしまゆきよ(本人)という、和風でなかなか渋い名前を付けていたと思うが、
確かめるため尋ねると、恥ずかしいけん教えーん!と言われた。
小学校中学年のN、こんなごっこ遊びにはまる時期も終末期、というところかな。
しかし、いったいどこからこんな名前を考えつくのだろう??子どもっておもしろい。
先日、尋ねられた。
R:ねー、おかーさーん、おかーさんも、何か違う名前にしーよ。
母:そうねえ、じゃ、竜崎麗華(by「エースをねらえ」)。「テニスへの冒とくです!」。
R:えー、レイカー?ふーん、かーっこわるーい。
レイナはよくてレイカはなぜだめなのだああーー?