みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

「めざせ1人1日1kg削減」~チーム・マイナス6%

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最近の「エコ」という言葉や環境系トピックスの多さと言ったら。

2008年7月に開催される洞爺湖サミットの影響が大きいのだろうが、
一般庶民には、超右肩上がりの油高騰や、いろんなものの値上がりも相まって、
「ちょっとこれって、結構やばくない?明日のエコではまにあわない、ってホントかも?」
みたいな感覚が身近になったのではないかと思う。

小泉首相時代、
イメージ作戦でもあった政府主導の二酸化炭素削減運動やクールビズ推進などは、
今になって、奏功して根付いた感じだ。
商戦にも乗っかったのだろうが、それはそれでいいことだと思うし、
CMなどでお馴染みになった環境系キャッチ、
チーム・マイナス6%
は、逸脱だと思う。
ただ、マイナス6%って、どれくらいなのよ?とリアル感が欠けていたのが玉に瑕ではあった。

今年になって、
大手ビール会社が缶に、原料~リサイクルまでに排出した二酸化炭素量を表示すると発表、
追随して、食品会社なども、競って表示しはじめる流れとなり、
削減量や表示の算出方法の共通指針が定められているわけではないことが課題とはいえ、
庶民レベルにまで降りてきた。
「CO2削減チェッカー」のwebサイト活用や、
CO2削減宣言で割引券がもらえる(マクドナルド)、などの、
企業の環境貢献行動が、消費者にお得感のある仕組みなどは、とても面白い。

「チーム・マイナス6%」webページの中の、「めざせ1人1日1kg削減」
では、「クーラー設定温度を2度下げるとCO2を83g減らせる」
などと、具体的に数字表示して、1人1日1kg削減を推進している。

1人の人間が1日に排出する二酸化炭素は、サッカーボール600個分(=6kg)、と言われる。
そんなに?と思うのか、それくらい?と思うのかは、人それぞれだが、
世界各地で報道されている気候の異変や原料、燃料の枯渇のニュースは、他人事ではない。
人間だけの計算でいえば、全員が1人1kg減で、理論上は約17%のCO2を削減できることになる。
毎日1kgはなかなか難しいかもだが、できる範囲で、地球にちょっと貢献した気になりませんか?


すぐに電気を消し、コンセントを抜き、エアコンを意地でも使わず、買い物袋や水筒を持参し、
洗濯に残り湯を使わなかったことがない私は、
少し前まではケチだケチだと言われてきたが、今となっては大威張りで、
何をすればエコ?と日常的に探してしまう。
「エコ」ランナーズ・ハイのレベルに近づきつつある、と、自分では思っている。

「明日のエコではまにあわない!」