みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

蟹工船が「流行る」社会

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蟹工船」-「小林 多喜二」-「プロレタリア文学
こんな三点セットで、学生時代に覚えたことがある人がたくさんいるだろう。
でも、実際に定番として読んだ人は意外に少ないのではないだろうか?

今、「蟹工船」ブームなのだという。
ネットカフェ難民から始まったとのことだが、
「おい、地獄さ行ぐんだで!」そんなインパクト抜群な一文から始まるこの話。
読んでいて暗澹たる気持ちになってしまうので、印象が良くない本として自分の中では残っている。

でも、数十年経てこの本が流行る社会は、それなりの理由がある。
歴史が悪い方向に繰り返さないことを、願う。
読んでない人は、新たに、読んだ人も、改めて、読んでみてはいかが?
書店で今平積みの人気本だ。マンガ版も出ているのが、現代っぽさかな。