みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

7週目~カレーの作り方

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とうとうカレーに挑戦することにした夫。
頭でっかちなので、すぐにwebでレシピを調べてしまう。
「カレー粉で作るカレーばっかりやん。」

そりゃそうよ。
カレーレシピときたら、カレー粉で作る本格?カレー。
一般家庭のカレーは、市販の固形(粉末)ルーを使用して、キャンプで作るのとほとんど同じ作り方。
つまり、カレーイコール子どもでもできる料理、ということだ。
作り方、なんてもんは、しいて言えば、カレールーの箱に書いてあるって。

ただ、おいしくするために、
1.まずは玉ねぎみじん切りを気長に炒める。
2.カレールーは二種類以上を使用する。
を推奨した。
あとは、調味料としてチャツネ、隠し味としてチョコレートを推薦。

うちでは、ベースは同じだが、ルーの時点で大人と子どもカレーを分ける。
おそらく、小さい子どもがいる家庭はほとんどそうしているだろう。
子どもは薄味基本の保育園の給食カレーが大好きなので、
甘口、いや、カレーというより、カレースープみたいな、あっさり味嗜好。
カレーの「薄味」ってなかなか難しいのだ。ルーも中身も、ずいぶん試行錯誤した。
なかなか彼女らの「これ!」に到達しないので、とうとう園の給食の先生に尋ねたところ、
ベースがいりこだし、と教えてもらった。なるほど!

対して大人グループは激辛まではいかないが、辛味大好きなので、
ルーは辛口がメイン。アクセントに中辛や甘口少々いれたりするが、
一瞬甘く、だんだん汗なカレーを作る。

夫は一人なので大人用のみつくればよい。
辛口+中辛を薦めたが、辛すぎると嫌だとのことで、中辛+中辛を選択したらしい。

それからが、怒涛の電話攻撃である。ひと段階ごとに電話かけて尋ねてくる。
週末折しも、力が具合悪く手が離せない状況の中、である。
最後はキレ目に対応したので、ようやくおさまった。

夜、できたのを食べてみた、と電話。
塩味が足りない、という。甘いらしい。

中辛+中辛だからじゃないのか?

塩味が足りないから、醤油を入れていいか、という。

いいけど、たちまち和風になるよ、と答えると、そんならやめとこ、と。挑戦せぬやつだ。

作ったばかりカレーだったから、まだ味も落ち着いていなかったのだろうが、
あとからよく考えてみると、
やつは、チャツネや、アクセントのチョコレートを入れすぎたのでないかと思った。
どれくらいの量にいったいどんな量投入したのか、あとから聞いておかねば。

でも、見かけはまあまあ。うちのカレーみたい。まあ、そりゃそうだ、私が教えたのだもの。
カレーは冷凍できるからね。一食分ずつキープしておけば、めんどくさい時のお助けメニューだ。

ちなみに、冷凍保存を前提としていたので、じゃがいもは入れないように忠告。
(じゃがいも入れると、冷凍→解凍カレーはめちゃくちゃおいしくなくなる)


見かけは65点、調理中の電話攻撃で減点15点、
=50点。