みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

何で勉強するの?と聞かれる前に/女王の教室

週末の余暇にはひきこもってドラマDVDばかり見ているらしい単身赴任夫。
今クールのドラマaround40にはまって、天海祐希にもはまって、
天海の代表作となった連続ドラマ「女王の教室」を一気に見て、
すっかり洗脳?されて連休うちに戻ってきた。

「これはぜひ娘たちにみせたい!」

なんて、熱く語り、「イメージできる?」「いい加減目覚めなさい!」
と、ドラマ中、天海扮する阿久津真矢の口真似をしつつ、私にもしきりに見るようすすめていた。

女王の教室」2005年日本・日本テレビ系連続ドラマ(1-11話)
出演:天海祐希志田未来羽田美智子原沙知絵
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そんな暇ねえよ。と冷たく言い放っていたが、
連休後、レンタルビデオ店の会員更新のため店に行くと、
なんと、タイミングよく旧作105円デーだったので、つい全巻借りてしまった。

またちょうどタイミング計ったように、
力を夜中まで観察しなければならない日々だったため、
週末朝寝ができる可能性がある日を選んで、夜な夜な一気に見た。
というか、一気に見させられた。

放送開始当初、PTA等から名指しで批判を受けたり、番組スポンサーが名前を伏せたりするような、
賛否両論だったが、
視聴率はどんどん上がり、最終回は瞬間最高視聴率30%を超えたドラマである。

当時も興味があったのだが、なにせ育児真っ只中。
忙しくドラマ見る余裕も時間もなく、
また小学校が舞台なので、自分的には、あまり身近でなかったため、見逃していた。

娘たちが小学生になった今、数年前のドラマとはいえ、かなりインパクトがあった。
メインどころでは何度も泣かされた。
(普段泣かない私も一人DVD鑑賞で泣いてしまう確率95%だ)

ドラマなので極だ。確かに賛否両論だろう。
こんな教師は、現在の教育現場ではありえない。
自分の担任が阿久津先生だったら、登校拒否になりそうだ。

でもドラマならではの極である。
いたるところに社会の縮図と、はっとする一言が満載だ。
「超普通」の女の子の主人公(志田未来)が劇的に変っていき、
ちょっとどんくさい?ちょっとKY?な子ならではの気づきの一言には、
きっと納得させられるはず。

わが子に、
「ねー、何で勉強しなきゃならないの?」
なんて、真顔で聞かれる時の参考のためにも、
お時間あるときにチェックしてほしい作品だ。