みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

飯塚国際車いすテニス大会



福岡県飯塚市で、車いすテニスの国際大会が開催されている。
ジャパンオープンとも呼ばれ、車いすテニス大会としては4大大会と位置づけられる大きな大会だ。

車いすでテニス。なんと大変そうなことだ!と、多くの車いすに乗ったことがない人たちは、
そう思うことだろう。かくいう私も。

少し前、昨年史上初の1年間の四大大会制覇(グランドスラム)を達成した、
現在世界ランク1位の国枝慎吾選手の特集をテレビ番組で見た。

障害者スポーツ」というイメージで見ているととんでもない。
車いす生活となった背景は様々。葛藤を乗り越え、車いすテニスと出会い、
プレーヤーとして活動している選手の皆さんは、精神的にもめちゃくちゃタフだ。
通常の鍛練も、ツアーサーキットを回るハードさも、並じゃない。
車いす自体も、各々のレースタイルに合わせたオリジナルのものすごいマシン。

ただ、動く手段が車いすなだけ。
三連覇がかかる国枝選手のプレーは、掛け値なしに、かっこいい。
先日見ることができたクルム伊達公子と同じく、生で見たいなあ、と思う。

多くのボランティアさんの尽力により成り立っている大会。
もっともっとメジャーになり、盛り上がってほしいものだ。


《飯塚国際車いすテニス大会》
開催日時:2008.5.13-18
会場:メイン会場・筑豊ハイツ(福岡県飯塚市
http://www.japanopen-tennis.com/