みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

Rのユウウツ

下のお姉ちゃんRが入学して2週間たった。

最初こそ絶好調モードだったが、
だんだん燃料切れしてきたなあ、と思っていたら、
今週頭にダウン。
先週末のハードスケジュールが原因かと思っていたら、
また今日、寝起きからどんよりしており、おねえとけんかもして雲行き怪し。
朝食もだらだらといまいちで、登校直前に号泣。
かなり強く行くように促したが、強情なRは、がんとして動かず、またお休みした。

午前も午後も寝ていたので、やっぱり体力の問題なのかもしれない。
担任の先生と電話で話したら、学校では楽しそうに元気であるとのこと。
でも、他のクラスにも何人か、学校では元気なのに家ではすっかり疲れている子がいるらしい。

すでに5時間授業なのだ。さらに、ルームにも行くR。
睡眠命のRは、
もともと小さい頃から寝なくても大丈夫なおねえNと比べても、
小学校の生活リズムはしんどいだろう。

行かずとも良い、となってしばらくすると号泣から落ち着いたので聞いてみると、
「勉強が嫌」
とのこと。

勉強といっても、まだ、
線を引いたり、点線を描いたり、ちょっとしたひらがなを書いたりする程度。
まだ序の口である。

すでに独力でほとんどの字が書けるようになっているRは、
事前の「勉強」のイメージと大きく異なることが??なのか、
それとも、今やっていることがうまくいかずに、いやなのか、
それとも、前を向いて机に座ることに違和感があるのか、
本当のところはわからないが、
1週間前くらいから、何となく地に足が付いていないオーラは出ていた。
「困惑」表情が垣間見られたR。

RはNと違って、学校生活にすんなり慣れるか、と思っていたが、
やっぱりそうはいかぬ。現れ方は違えども、やはり兄弟。
いろいろと考えすぎるのは、血かな。

お友達作りはめちゃくちゃ上手なRだ。
まあ、なんとかなるだろう、と楽観はしているのだが、
意外な展開に、実際母としてはちょっと心配もしている。

明日は参観。これを機にステップアップしてくれればいいのだが。