みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

力進級

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入学式シーズン、力も無事進級した。

昨年度の週一通園が、今年度より週二通園となり、
母の身としてはさらにハードになる。

案の定というか、通園前日は「朝までゴキゲン」コースの力。
3時までは覚えているのだが母は途中でダウン。これで3日連続だ。

お姉ちゃんたちの弁当作り継続中なので、
朝もばたばたで、かなりしんどい日々だ。
三人とも調子よしなので、文句は言うまい。

初日だ!と気合いれてたが、
力は3時過ぎまで騒いでいたにもかかわらず、7時過ぎには起床。
そのまま普通に機嫌よく起きていたが、
出発直前に吐いてしまい、初日から遅刻した。

今年度からリハビリが午前になり、
移動中に寝てしまった力、きっと起きないだろう、と思っていたら、
ぱちりと目を覚まし、すぐに動き出し、リハビリ時間すべてちゃんと起きていた。

今日から新しい椅子を準備してもらい、
それがうれしかったのか、身体にあったのか、
いい感じで座っていて、超がつくほどご機嫌だった。

昼の注入時、吐きそうになったが持ち直し、
椅子に座ったまま寝てしまったらしい。(母は食事中で不在)

所用があり、午後、療育中の力に会いにきたじいさんばあさん、
食事後のちょっと寝から起きてめちゃくちゃ機嫌がいい力を見て、

「まあ!力、家とまた全然違う顔しとーね!」
と驚いていた。

「こんなに楽しいなら、がんばって連れて行ってやらんとねー。」
とばあさん。

そうそう、そのとおり。
療育が大好きな力。
母、今年度もがんばりまっす。