もうすぐ下のお姉ちゃんが保育園を卒園する。
下のお姉ちゃんは、最早の生後3ヶ月目からお世話になっているので、
卒園は感慨深い。
園ではいろんな取組みをしっかりしてくれるので、
年長さん、
卒園式で、心も身体も、最も充実した状態でおわかれとなる。
卒園に至る過程では、
いろんなイベント目白押し、製作物もたくさん、
さくらんぼリズムの中で大人でも難しい年長リズムや、
竹馬、まりつき、コマ回しを会得、なども含め、
体力も、読解力も、見通し力も、コミュニケーション力も、
小学校教師の友人から言わせれば、
小学生高学年レベルになる、とのこと。
(ただし文字や計算、英会話などの早期教育は一切なし。これがいい!)
卒園式当日、Rがどんな姿を見せてくれるか楽しみだ。
さて、こんな頑張っている下のお姉ちゃんRの姿を見るにつけ、
二年前の上のお姉ちゃんNのことを振り返らずにはいられない。
Nが年長の年の秋に力が生まれ、
後半の半年は、家族は怒涛の生活。
卒園前月にはとうとう力が入院して、母は全く家にいなかったし、
卒園式一週間前に最初の手術、
卒園式前日の3度目の手術で、
この2,3日が山です、
などと言われた父母、ほとんど常態でなかった。
それでも、何とか父母出席のイベントはどうにかクリアした。
卒園式も父母とも無事参列でき、
Nの素敵な姿を見て、感動することができた。
Nはその時期のことを、とやかく言ったこともないし、
不満に思っている節も見られないので安心しているのだが、
今、Rの卒園に向けた、いろんな葛藤や、伸びていく姿を見る毎日は、
Nにはなかったなあ、と、いまさらながらに残念で、申し訳ないような気がしている。
まあ、そうは言っても、
どうしようもなかったことだ。振り返っても仕方ない。
NはNで、保育園に入った当初は、泣いて泣いて手がかかり、
Rは0歳時期はほとんど放っとかれた。
力が生まれなければ、多分今頃、私は激務の日常を過ごしており、
Nは今みたいに、おかえり、と私に迎えられることはなかっただろう。
兄弟はお互い様。
家族もお互い様。