みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

アイロンビーズのお守り

イメージ 1

上のお姉ちゃんNは最近、
絵を描いたり、工作をしたりすることが大好きだ。
ついでに書写の字もかなり上手い(親ばか)。
母の超苦手分野を行っている。頼もしいことだ。

我が家での定番家遊び、アイロンビーズは、
大箱を買っておいたにもかかわらず、既にビーズストックは底をついている。
娘達好みのかわいい色たちはすっかり売り切れになっているので、
下のお姉ちゃんRなど、このごろは、たまーにしか手を出さない。

先日、こそこそとNがなんか作っていた。(こっそりやるのが大好きなN)
「ちょっとー。お母さん、見らんでよー!」
と言ってたので、
「出来たよー!」というまで我慢。
二つ作っており、その一つは
「力」
とデザインされているではないか!

「もうすぐ手術やけんねー、おまもり。
こっち(力でないほう)はね、元気が出る感じがするやろ!
今ある色だけで組み合わせて作ったけん、色あわせが難しかった!」

感心した。

Nは、アイロンビーズの達人だ。
とても素敵なデザインを緻密に作る。
対してRはNと全く異なり、
色めちゃくちゃだが、
なんで?という不思議な形を作って、よく笑わせてくれる。

アイロンビーズは、
子どもの集中力や創造力をはぐくむには、リーズナブルでいいツールだ。
できあがったものは、その子の特性が現れる。

Nの作った二つの作品を見たR、
「これって、どっちも、コーヒー系やね。」
と言った。

これもまた、Rの感性。