みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

これでいいのか???

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12月後半は、クリスマスや年末年始商戦で、
商業施設も、テレビ新聞も、ホントにやかましいものだ。
もう、煽ればいいって時代じゃないだろうに。


そんな中、目をひいた????これ、いいの?というもの二点。

一つはクリスマス商戦のキャラクターおもちゃ。

女の子には絶大な(かどうかは知らないが、お姉ちゃんたちははまっている)人気を誇る、
日曜放送のアニメ。
続き物化するものもあり、
内容は意外に大人もハマってみてしまうことがままあると聞く。

この番組の前中後CMは、
全て、子どもがいかにも欲しがりそうな?商品のCMばかりで、
きっと迷惑している親もたくさんいることだろう。(かく言ううちも然り)。
まあまあまあ、と思いながらみていたが、
その中で、なんじゃこりゃああああ、と釘付けになったものがあった。
それは、有名玩具メーカーのキャラクター商品。

「○○(ここはキャラ名が入る)ポップンビーズメーカー 定価3675円」

アニメ内で同じものが存在するらしいこれは、
ビーズを投入すると、
つむがれて出てきて、簡単にビーズアクセができるという代物!

本末転倒ではないか!!!!

子どもがおもちゃビーズを使って作るものだ。
市場商品レベルなるものができがることは、まずない。(しいて言えば親が喜ぶレベル)
ビーズアクセ成果品が目的ではなく、
ビーズを糸に通して、できあがる過程がおもしろい、ということだろうに、
その過程をすっかり排除してしまう、このおもちゃって。。。。

いくらアニメ内で存在するからと言って(といってもそもそもタイアップなんだろうが)
有名玩具メーカーがやっていいことなのだろうか?
このおもちゃを作った人の感覚が疑われる。

救われたのは、
延々と作りながら、作った後はほとんど放置のお姉ちゃんたち、
このおもちゃに全く興味を示さなかったこと。


もう一つ。

うちで利用している携帯電話会社が年末向けに出したサービス。

「ケータイで年賀状」

指定携帯サイトにてデザインなどを選び、送りたい人の住所などを入力すると、
年賀はがきにして発送してくれる、というサービス。
はがき代込みで一通157円から。

まさに、親指一本で年始のご挨拶ができる時代ってことだ。

さらに、住所が分からなくても、
メルアドさえわかっていて、
その当人に自ら住所を入力してもらう手間をしてもらうことができれば、
送ることができると言う。

システムを考えれば、そりゃ、簡単な仕組みだ。
出し忘れた人に、手早くご挨拶返しできるのは、利用価値もあるかなあと思う。

でもやっぱ、これもなんじゃこりゃああああ、と思った。
んなことまでして、出すな!!と言いたい。


年末年始、私的には、ちょっと寂しい気持ちになったこの二つのトピックス。
アナログ時代の生き残りの遠吠えというヤツなのかもしれない。

ちょっとちょっと、これでいいの?
て言っても、
「これでいいのだ!」
バカボンパパよろしく、軽く流されるのかもなあ。

あああ~。