郵政民営化から1か月経過した。
その間、何度か郵便局を利用したが、
確かに、サービスはよくなったと思う。
以前では考えられなった、
「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」
の掛け声まで定着。
昨日、税金の支払いに行くと、
カウンターの係員はずっと立ったままで対応し、
「また、よろしくお願いいたします」と、
頭を下げられた。
今の住まいは、それなりの地方都市。
民営化で郵便局が統廃合されるような地域の悩みは、
実際、身近には感じないこともあり、
民営化でサービスよくなってよかった、
と感じることが多いことは確かだ。
でも。。。。。
ふと思う。
スタッフはほとんど入れ替わっていないというのに、
この変わりようはなんだろう。
民営化だからサービスを充実するという考え方って、
これ、どうよ?
ちょうど一ヶ月前のニュースにて。
「民営化するに当たって、民間のサービスに負けないように心してお願いします!」
と檄を飛ばしていた、当市のある大きな郵便局の局長?の姿があった。
官公庁だから、民間だから、という感覚。
つまり、そういうところやろ!
先日、当市の地場老舗百貨店に入店している、
「船場吉兆」
が、期限を大幅に超過したデザートを、
ラベル張り替えて売っていた、というニュースが、
全国版で大々的に報道されていた。
吉兆といえば、まさに、有名ブランド。
最も信用していい、と位置づけられるのに、
吉兆の社長は、体調不良でマスコミの前に出てこなかった。
でてきた取締役は、
許せん、これからは絶対「させま」せん。と怒った顔でコメントしていた。
そして、
この百貨店に入店しているレストラン「吉兆」は、
デザート店とは関係ない、と、
休業することなく、そのまま営業を続けているという。
新聞に小さく載っていたこのレストラン営業継続の言葉に、
はああ?
何日かでも休んで誠意を見せて然りのはず。
つまり、そういうところやろ!!