みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

まぼろしのおでん

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今週末、
いばって言えないことだろうが、
生まれて初めて「おでん」を作った。
今まで忙しい、と言い訳して避けてきたが、
とうとう、お姉ちゃんたちの是非にのリクエストに応えて。

なんとなく~、こんな感じか~、とか言いながら作っていた。
お姉ちゃんたちのブーイングの嵐を覚悟していたが、
意外に、いい感じでできあがった。
なーんだ、手間だけで、結構簡単じゃん。

お姉ちゃん達、まだ若い状態のおでんを待ちきれず、
すぐに食べた。
「あーおいしー、おいしーよ、お母さん~。」

あーよかった。

翌朝、昨日よりおいしくなったおでんを食べた。
私は昨日は全然食べなかったので初めて、自分の作ったおでんを食べた。
お姉ちゃんたち、絶賛。
「あーおいしくなっとーよ。断然、今日のほうがいいね!」

うん、いい、いいぞこれ。

そのままにして、夕方。

「夜もおでんやけど、いい?」

「やったー、やったーおでんだやったー。」

あーよかった、全然飽きてなさそう。

じゃー準備しよ、と鍋を開けると、???

何か妙な匂いが。

--!!厚揚げがやられてる。。。。。。

げげー。
他のはセーフってことないかな?いやダメよね。
だめでしょ。子どもに食べさせちゃあ。

お姉ちゃんたちに匂いを確認してもらう。

「あーおかーさん、何か朝と違う匂い。何か匂いがするよー。」

---廃棄確定。。。。。

おでん食べる気満々だった下のお姉ちゃん、大泣きだ。

「わーんわーんわーん、おでんおでんおでんがよかったああーーー。」

ごめんね、お姉ちゃんたち。
ごめんね、おでんくんたち。。。。。

かくして、人生初のおでん、自身、一皿で終了。

くそー近いうちに挽回や!