みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

学力テストの費用対効果

先日公表された、全国学力テストの結果。

・基礎はOK、応用はイマイチ
地域間格差縮小傾向

こんな総括がなされていた。

結果や総括、出題された問題をみて、
なるほどねえ、とか、
へえ、こんな問題が出されたんだ、
結構難しいわ、今なら解けないかも、
などと、対象児童が現在家にいないためか、
さらっと他人事のように捉えていたニュースだった。

しかし、さらっとの中でも気になったことがある。
このニュースを伝える中で、
ある学校で、
このテスト結果が送られてきて、教員みんなでチェックする、
という、ちょっとやらせちっくな映像があった。

目に付いたのが、まずは、送られてきた箱、
ついで、結果を納めてあるらしいCD-ROMだ。

それぞれは目立つものでもない、普通の品。
でも、しっかり専用段ボール箱に綺麗に梱包してあり、
CDにはそれぞれの学校の全データが、
きっちりまとめてグラフ化までされ、
○○小学校などと、インデックスまでついていた。

箱を開封し、CDを取り出した教員たちは、
早速パソコンでデータを開き、おおー、という感じで、それをみた後、
「これをどう生かすかが課題だ」
というコメントを話し、その映像は終了した。

私としては、
この箱?とか、このCD?とか、
そんな、テストと関係ない、雑物品に対する経費に、
考えをめぐらしてしてしまった。

これらそれぞれは、大したことないものだが、
全学校分を準備するには、
コストも人件費も、ものすごくかかっただろうなあ、と。

まさに、こんなに金かけて、

「これをどう生かすかが課題だ。」