みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

セカンド吸引器やってくる

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2台目となる吸引器が来た。

1台目は、ちょうど長期入院を脱出した一年前から使っている。
軽くてコンパクトで、かわいらしいので気に入っていたが、
ある時期からものすごく調子悪くなり、
一度修理に出したが、イマイチな状態が継続中。

吸引器は、故障しました、はい修理しましょう、
そんな簡単なものではない。
力が調子が悪い時に、動作しなくなり吸引できない状況を思い浮かべただけで、
恐ろしくて震えてしまう。

ということで、かなり前からセカンド吸引器の購入を検討していたが、
なにせ、高価なもの。
手帳の制度を使うとと、一割負担で購入できるので、
手帳を待っていた。で、すぐに申請して、今日に至るというわけ。

今回の機種は、ファースト吸引器の兄貴分のシリーズで、
最新型でもなく、重くてでかいが、吸引力も、安定性も、上だ。

自宅で据付として、このセカンド吸引器、
コンパクトな方は、外出用、車搭載用にすることにした。
ファースト、セカンド、役割は反対になるが、
とにかく、2台目購入は、安心を買ったと言う感じ。

さらに、うちには、
電動ではない、手動吸引器もあるのだ。
これは、天災や事故などで、電気が使えなくなった時を想定したもの。

手でシュッシュッとやる、ものすごく単純な形で、
吸引もあまり効率的にできるとはいえない代物だが、
これも、安心のために。フェールセーフ。

さて、力は、調子がいい。

この2、3日は、えへへと笑ってくれることが格段に増えた。
(写真には撮れないが)
そして、ものすごく動く。それもあっという間に、
ええ?という場所へ移動している。(上記写真は2秒後の連続写真)
横の壁(正しくは引き戸)を、足でがんがん蹴りまくる。
なぜか、吸引器のコードにからまってしまっていたりする。

お姉ちゃん曰く、
「ねえ、このうちで一番悪いの、ちーくんやない?」

それっぽいなあ~。