毎年恒例、黄色Tシャツの愛は地球を救う~24時間テレビが今年も。
今年の目玉は、
全盛期24TVパーソナリティ、欽ちゃんが、
66歳最高齢を押して、24時間マラソンを敢行する、ということだった。
ふと思い出して、
ラスト10分だけみてみた。
欽ちゃんの苦痛にゆがむ顔と、
「負けないで」、「サライ」の大合唱の映像が延々と。
あと1.○○キロ、との表示を見る限り、
こりゃ、時間内ゴールは無理だ、と思っていたら、
次時間帯の行列法律相談枠で、ゴール瞬間を生放送するとテロップ。
で、つい、行列枠も見た。20分も食いこみ。
実質、24TV延長、ということになってしまっていた。なしくずし。
欽ちゃんも、徳光アナはじめ、まわりの出場者も、
感涙なのに、なんだか要領得ないコメントばかりだったというのに。
欽ちゃんが嫌い、というわけではない。
コント55号の時代は知らないが、
欽ドンや、いも欽トリオなんかに、はまった輩だ。
仮装大賞も毎回楽しみにしていた。
でも、ちょっと前の野球の件でも書いたが、
おじいちゃんになった欽ちゃんには、
どうも違和感ばかり感じる。
もう、いいのではないか。
今回のマラソン映像で、本当にそう思った。
一世を風靡した欽ちゃん。その実績は、もう揺るぎない。誰もが認める。
いまさら前面に出なくてもいいのでは、と思う。「あの人は今」ってことか?
本人の希望なのだろうか?
今回の24TVで、ゴール地点で迎えた坂上二郎の力ない「バンジャ~イ」の声が、
まさに、これ、今の欽ちゃんのポテンシャルだ!と、唯一印象に残ったところ。
もーどうすりゃいいのよ、この空気はあああ?
ちょい戻るが、長野冬季オリンピックの閉会式での欽ちゃんを皮切りに、
SMAP香取慎吾を擁して思い出したように放送される仮装大賞も、
前述の野球も、今回のマラソンも、
空気が痛すぎて、空気の色が違いすぎて、見ていられない、
そんな感じだ。
欽ちゃん、もう、悠々自適に余生を送ってください~。