みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

保育参加

午前中、力をヘルパーさんに頼み、
下のお姉ちゃんの保育園の保育参加をした。

お姉ちゃんたちの保育園では、
「参観」ではなく、「参加」である。
父母会であれ、行事であれ、
親は、園にあずけるだけの傍観者でいてはいけない。
全て参加型の、この園の独自手法だ。

参加というだけあって、
ちゃーんと、身体を動かせる格好をして、お茶とタオルは必需。
朝のお集まりから、しっかり園児たちと同じ活動をする。

さくらんぼリズム、通称「リズム」を朝一でやるのだが、
仕事で身体を使わない大人にとっては、ものすごくハード。
私みたいな運動不足な身の上には、
久しぶりの、うおーーっ、あいたたたーーであった。
母ちゃんだって、20年前くらいはこんなのへっちゃらやったっちゃけどさ。

参加した日は、先日あった相撲大会の園版。
選に漏れた子達ももれなく、園庭の即席土俵にて取組。

本日参加の年長の親たちが汗だくで全員のまわしを締めてやり、送り出した。
みんなの憧れの年長組として、
園内の子どもたちもずらりと観戦する中、
緊張感もかなりのものだ。

取組が始まると、
真剣勝負。負けると涙がこぼれる子も多々。
どの子の目も印象に残る。

下のお姉ちゃんは、私がみているからか、
おそらく、今迄で最も集中して取り組んでいた。
2戦して2勝して、とても誇らしげだった。
おーい、いつもそんな気合でいけよう。

でも、こんな姿を見られることができてよかった。

お昼をみんなで一緒に食べて、
一足先に帰ったが、楽しく過ごせてよかった。


力が、この保育園に通うことは、
残念ながら、現時点ではかなり厳しいだろうと思う。
(まだあきらめてないのだが)

もしかしてラストになるかもしれない、
今年の保育参加に参加できて、本当に良かった。

いろんな皆さんのヘルプのお陰だ。