日曜日の午後に飛行機で出発した夫。
昨日まで、お姉ちゃん(特に上)は、
お父さんが行くけん悲しい、と泣きべそをかき、
見送りで泣かれたら俺も泣いてしまう、
と、夫も本気で心配していたので、
家でばいばいの予定だったが、
当日朝になって、
何か空港で食べようか?と言うと、
あっさり行くことになった。
結構ギリギリだったので、
チェックインして、30分くらいしかなかったが、
約束なので、レストランへ。
久々に制限無く好きなものをたのめた彼女ら、
満足の顔であった。
搭乗口で、ばいばーい、と明るくお別れして、
飛行機見よう、と展望デッキに行こうとしたが、
日曜だからか、
エレベーターは満員状態。
お姉ちゃんたち二人と、
力の大きなベビーカーと吸引機などの大荷物を抱えて、
わけいってのる勇気が無く、
「飛行機みても、お父さんは見えんけん、もう見に行かんでいいやろ。
飛行機は、いつでも飛びようけんさ、うちからも見えるし。」
とわけわからん超子供だましでごまかして、
帰宅した。
お父さんがいなくなったら、お手伝い項目が増える二人。
早速、風呂洗いをしてくれて楽しそう。
そんあこんなで、
日中はあっさりしたもんだったので、
何~だ、と拍子抜けしていたのだが、
夕方になるにつれ、
寂しくなったのか、
時々、子ども部屋に行って泣いていた二人。
すぐに持ち直して、何か次のことをやってはいるが。
夕食を食べて、ふと、窓の方へ行ったかと思うと、
「あ、飛行機、あれにお父さんのっとうかな?おとうさあああん。」
と呼んで、
しくしく泣いていた。
後姿を激写。