みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

力、転落してしまう

イメージ 1

やらかしてしまった。

今朝、療育センターへの出がけ、
ばたばたしていたが、いつも通りのこと。

力は、いつも寝ているソファベッドに横にして、
最後の顔チェックに洗面所に行っていた、
ものの2分くらいの間である。

ドンッ!!!

すごい音がした。

は?何?

駆けつけると、
力は、ソファの下のフローリングに、
横向きに落っこちてしまっていた。
高さは、後から測ると35cm。

駆け寄り、抱き起こすと、激しく泣いていた。
声が出るくらいに。

すぐに抱っこして、その後アイスノンの枕に寝せた。

号泣はすぐにおさまり、
しばらくすると、
泣き止んで、エヘヘ、と笑った。
エヘヘじゃないやろ~。
頭は、見る限りこぶもできてないし、
腫れてもいない。
かえって不気味だったが、
療育では看護師さんも医師もいるので、
とりあえず、車で出発。

車内では暑かったのか、汗だくで不貞寝していたが、
到着して起きた。
機嫌は悪くない。

お集まりの皆さんの前で、
「転落させてしまいました!」
と言うと、
和気あいあいの雰囲気を一変させてしまった。

えええ?という
医師と看護師さんに、
「絶対ソファはダメです!」
と言われた。

CTなどの検査の必要もあるかもしれないので、
すぐに主治医に相談するように言われ、
すぐに電話。様子などを伝えると、主治医からは、
半日から24時間の変化をよく観察しておくように、
といわれた。

三人目にして、初めて転落させてしまった。
それも、一番ケアすべき力を。
一日中ブルーで全く持ち上がらない日であった。

最近、かなり動きが激しくなってはいたのだ。
いつも寝かせているソファベッドだったが、
夏になったら、下にゴザ敷いて寝かせなね、
と話していた矢先だった。
縁からは充分間隔をあけて、
ちょい寝かせしていたところから落ちた。
まさに、まさか!
だ。
もしや、私の見ていぬ間に、
座ったり歩いたりしたんじゃなかろうか、
と思うほどの位置取りと、時間の短さ。

転落とは、こんなものらしい。
「まさか落ちるとは!」

力はまさか寝返りできないだろう、と、
どこか安心していた心の落とし穴だったと思う。

まさか、力を落としてしまうとは。。。

赤ん坊のいる家庭の皆さん、是非気をつけて下さい。

ごめんよ力くんーーーー。


24時間要観察だが、
現在16時間経過。
いつもどおりの時間に就寝してしまった力。

何もなければいいが。


母は、帰宅と同時に、
力の寝床を大幅模様替えした。
できあがってみると、
結構かわいらしい空間に変わって、
我ながら上出来と少し満足。

でも今日は一日、疲れた。。。。。