今日は通園日。
2連続遅刻してるので、今日こそ間にあうように、と急いで行ったが、
ぎりぎりだった。
夫がいなくなれば、通園日はもっとハードになる。
頑張らんとねー。
今日のメニューはオイルマッサージだった。
先生の説明のあと、まずは親同士でやってみましょう、
と、
プチアロマテラピー講習会。
マッサージは気持ちいい。
私は、先生から片手を、
ペアのお母さんからもう一方の手をやってもらい、
お姫様状態で、ぜいたくな時間だった。
先生からは、手のマッサージだけで、
「あらー、硬い!ストレスと疲れがたまってるんですねえ。
やっぱ睡眠不足やもんねえ。三人の育児もあるし。」
といわれた。
そう、
仕事もしていないのに、
最近も肩がこって仕方がない。
毎日ほとんどの時間、
後ろから矢が飛んできても、よけられそうな程、
野生動物の母状態が継続しているからに違いない。
力のグループは6人だが、
今日は一人お休みで5人。
親子通園では、99%母親が付き添う。
あるお母さんが、
家で働ければなあ、と、話した。
力のように、いろいろあったり、
発達の遅れなどがある子どもさんがいれば、
ほとんどの場合、
母親が仕事を辞めたり、
今までの生活を制限されたりすることになるのが現状だ。
障害や病気の子どものケアは、
親にとって最も大事なことであることは間違いない。
子どもたちの生活のケアや、
いろんな医療ケアは、
充分でないまでも、
そこそこ、形にはなっている。
自立のための支援も、
こんな言葉があるくらい、
まあまあ一般的だ。
でも、親としての当事者になってみると、
親や兄弟児などの、
家族のケアは、
すっかり忘れられているような気がしてならない。
期待して受身で待っているだけでは、何も改善しないに決まっている、と、
自分がまずは自立できる方法を模索中だったので、
とてもタイムリーな話だった。
一人のお母さんは、
いろんなところに散々折衝して、
保育園で保育してもらえる可能性が出てきたと言っていた。
是非職場に復帰したい、という、
こんなお母さんたちの強い意志が、
いろんな世の中の不備を、
少しずつ変えていくのではないかと思い、
私も頑張ろう!と改めて思った時間だった。
通園時間が終わって、
夫の転勤に伴うリスクである、
もし自分に何かがあった場合の力の預かり先、
についての相談を、
コーディネーターさんと話す時間を持ってもらった。
ずーっと前から同じことの繰り返しだが、
かいつまむと、
やはり、1歳台ではかなり難しいらしい。
「命のリスクを誰が負うか」
このことに尽きる。
誰も、何も、他人の子どものことを背負えないのだ。
3歳くらいになり、少し安定してくれば、
一時保育やショートステイの受入は、
かなり緩やかになる、という。
でも、本当に必要なのは、
親以外でのケアが難しい、低年齢の子どもを、
どうすればいいか、ということ。
医療も福祉も、病院も施設も、
本当に行き詰っていると感じる。
必要な人に必要なサービスを。
基本的な福祉理念は、成り立っていない。
みんな、正規でないイレギュラーな道を使い、
どうにかこうにかやりくりしているようだ。
「自己責任」
と押し付けられているような気がした。
昼食時の話といい、午後のコーディネーターさんとの話といい、
親(特に母親)はずーっと頑張るのが当たり前とされるこの現実。
親は置き去りになっている。