掃除機も同じく、
夫の一人暮らしで使っていたスティックタイプの掃除機を延々と使っていた。
さすがにこれはまずいよね、
と思って数年来。
壊れないし、そのまま使っていたが、
レンジと一緒に購入検討。
掃除機は、コーナーに行くと、ありとあらゆる品があるので、
もう、目が廻りそう。
いつも断念して、そのままになっていた。
でも、今度買う時は絶対サイクロンやろ、
とは思っていた。
店員さんに聞いてみた。
サイクロンと紙パック。
数年前、サイクロンが発売された時は、
猫も杓子もサイクロンだったらしい。
でも、ここ２、３年で、
やっぱりサイクロンの方がお手入れが要るやんか、
と、紙パックに戻ってきているとのこと。
サイクロンは、紙パック交換がない代わり、
フィルター自体を定期的に掃除してきれいにしなければならない。
フィルターはだんだらの形状なので、
手入れしにくいのだ。
それに対し紙パックは、
パックのランニングコストはかかるが、
紙パックさえ換えてれば、というところ。
不精な私には、サイクロンは荷が重そうだ。
ただ、唯一目に留まった、
「東芝：タイフーンロボ・シリーズ」
まさに、ロボットっぽく、デザインはかっこいい。
サイクロン式だ。
最近の新聞記事で、
自力でフィルター内をキレイにする、
高額掃除機が人気、という記事を見たばかりだが、
これは、その一つらしい。
最上位機種は、１０年間お手入れ不要、とのこと。
これなら、結構いいよねえ、
と、価格を見ると７万円台！！！
これは無理ばい。
と、現実に引き戻された。
紙パックで勧められたのは、
１万円台後半の機種。
どうしよっかなあ。
そうそう、おもしろかったのが、
日本製掃除機の工夫。
ダイソンなどの外国製クリーナーも進出してきているが、
日本製のいいところは、
細かな工夫があるところ。
ホースを延ばして、またしまう時、
一般的には、がしゃっと延長部分がきっちり収まってしまう。
でも、最近のホース部分は、
ちょうど最後に２ｃｍほど間隔をあけて収まるようになっている。
見かけはイマイチなのだが、
これは、子どもや、あわてんぼうのユーザーが、
しまう時に勢いあまって指を挟んでしまう事故の防止策なんだそうだ。
へええ、なるほどねええ。
国産車（細かいところに手が届く設計、行き過ぎのところもある）と、
外車（デザイン性重視で、ま、そんなところはいいやろ、と大雑把な割り切りあり）
の違いを思い浮かべた。
クリーナーは、ネット通販が断然安かった。
勧められた検討機種、東芝ＶＣ－Ｖ７Ｅは、
ネットでは９５００を切る値。
半額とはいかんが、
これでは、家電店、大変やろうなあ、と、
同情した。
また、
１０年間お手入れ不要の、上記、東芝タイフーンロボシリーズの下位機種、
７．５年間お手入れ不要のＶＣシリーズの中で、
在庫限りのＶＣ－７５ＴＣが、ネットでは３５０００切る値段。
これなら手が届きそうだ。
話題のお手入れ不要のサイクロン新機種に３５０００出すか、
紙パック従来型を１００００で買うか。
差額は２万もない。
かなり迷った。
新しいものには、興味があるしなあ。
夫は、新しくていいものが、いい、と、
いつものようにぜいたくな意見を言う。
レンジのために、ヨドバシカメラに行くことに決まっていたので、
問い合わせてみたら、
残念ながら、既に在庫無しであった。
つまり、リーズナブルに買え、ってことか。
東芝ＶＣ－Ｖ７Ｅ、ネット底値９４９８が目安だ。
レンジ買った後、
女性交渉店員に、
「レンジ２４５００と、この掃除機で３５０００でどう？
さっき電話で掃除機は１２４００、って言われたけど。」
とスタート。
店頭価格で１４８００とついていた。
「少々お待ち下さい」
（あああーまたかあ）
すぐ戻ってきて、
「申し訳ありません。レンジでかなりお値引きしていますので、
３５０００は到底無理です。」
「そんなら、いくらならなる？」
「ポイント還元しても、３５９６０でギリギリです。」
「そうねえ」
この時点で、１７時過ぎていた。
昨晩は２時半に寝たし、久々に交渉で出かけた為、
私はすっかり疲れてしまっていた。
ネットで買おうかと迷ったが、
早く持って帰りたいなあ、と、
「そんなら、３５９６０でＯＫ。」と、
了承した。
掃除機自体は１１１６０でイマイチ。
帰宅道中、
あーやっぱ掃除機はネットやったかなあ、
もう一回Ｙ電気で交渉してもよかったかも、
この値でポイントつけてもらうってのもあったよなあ、
と、考えながらだった。
渋滞してたし、疲労して自宅に到着。
久々の家電買い物、今回は５５点程度か。
でも、久々にいろいろと家電を見回れてよかった。
たまには、社会情勢チェックに町に出なきゃなあ。
新聞テレビだけじゃ、視覚と、頭ばかりに頼りっきり。
聴覚も、触覚も、嗅覚も、どんどん衰えそう～。
帰宅して気づいたが、どちらも東芝製だ。
レンジも掃除機も、開けてみて、なかなかよかった。
まあ、良しとしましょうかね。
我が家の次の掃除機は、絶対「お掃除ロボット」を買うぞう！！！
