みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

主治医の先生の最後の受診

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今日は力がいまかかっている病院に来たときから、
ずーっとお世話になっている主治医の先生の最後の診察だ。

異動で他病院に行かれるのだが、
市内で、うちからより近いところなので、
転院も選択肢に入るかなあ、
と思っていたが、
外科、耳鼻科、整形、形成、眼科と、
様々かかっている力。
特に、
外科と耳鼻科は、ここで手術したので、
やはり、こちらにいるメリットの方が大きい。
それに、スタッフの方々とも、売店のおいちゃんとも、
すっかり顔なじみだ。
やはり、こちらへいるほうがいいのだろうと、
後任の先生に引き継いでもらった。

ポリオの予防接種が集団接種では無理なので、
特別に接種しなければならないが、
主治医の今度の行き先の病院で特別接種ができるので、
ついでのように紹介状を書いてもらった。
何かあったら、カルテがあれば、
相談しやすいと思う。

力は、最後とわかっているのか、
今までで一番いいお顔で診察を受けた。
主治医も、
いやあ、表情がいいねえ!
と、言ってくれていた。

最後におたふく風邪の予防接種をしてもらい、
お礼を言って、診察室を後にした。
力が生まれて1年半、
シビアな時期も、ずっと、心の支えになってくださった先生とのお別れは、
とてもあっけなくさっぱりしていたが、
言葉では言い尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいだ。

先生、ありがとうございました!!