みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

2007冬クールドラマレヴュー

2007冬春クールのドラマは、
昨年末2006秋クール(のだめ、Drコトー、14才の母など)がかなり充実していた為、
結構見劣りする。
といっても、
これは、というドラマは見た。
私が個人的に見た現クールで、
最終回に到達できそうなドラマについて、
あえて最終回を待たずに回顧。


今週、妻が浮気します
・毎週火曜日21時フジ系
http://www.fujitv.co.jp/tsumaga-uwaki/index2.html
・チカラハハ評価☆

電車男に続くネット発のドラマ第二弾。
ユースケサンタマリア目的で見たが、
ドラマ的には三流で金も力もかかってねえなあ、☆一つ。
ちょっとした場面に、お、と思わせることもあるんだが。
現状にあぐらをかいている男性(全員かも?)には、
見ておく価値は少しはあるかも。
子役の名前が「力」なので、チカラくんに☆もう0.5個くらいかな。
挿入歌を歌うクレイジーケンバンドはよい。
結末は知っているが、とりあえず、最終回までは見よう。


華麗なる一族
・毎週日曜日21時TBS系
http://www.tbs.co.jp/karei2007/
・チカラハハ評価☆☆

山崎豊子原作の金融ドラマ。
今まで何度も映画、ドラマ化している重厚モノ。
同氏著の白い巨塔と同様、
現在の金融業界の裏を想像できる、
綿密な取材の上にたった名作が原作。
TBS開局記念枠として鳴り物入り送り出されたSMAPキムタク主演のこのドラマは、
揃いも揃えた脇の俳優陣のすごさは大河以上。
それなのに、まさに、
木村拓哉のザ・華麗なる一族!!!」(原作「華麗なる一族」とは別物)
という感じを払拭できずに最終回を迎えそう。
他のベテラン面々のホンネはいかばかりか?
愛人役鈴木京香が最も光る。
でもねえ、これ、日曜21時枠は、結構重いよ。


○ハゲタカ
・単発6回2/17から毎週土曜9時(時間変更あり)NHK総合
http://www.nhk.or.jp/hagetaka/
・チカラハハ評価☆☆☆☆

クライマーズ・ハイ」色の硬派単発ドラマ。
M&Aなどの経済キーワードを交えながら、
ここ数年間の激動の日本経済をドラマ化。
これからの日本どうすんのよ?どうなるのよ?というとこかな。
撮影途中にガンの診断を受けてながら復活してきた柴田恭平(企業再生家:元銀行員)と、
最近売り出し中?の大森南朋(敏腕外資ファンドマネージャー:元銀行員)を中心に、
硬派な展開ながら、エンターテイメント色もあり。
経済用語も、ドラマの中ではわかりやすい。
二人に絡む栗山千明はイマイチ。声がねえ。
企業再生VS合理的解体を、柴田VS大森の対決と勝敗として描かれているのは、
わかりやすい構図なんだろうけど、
どうなんだろう?
ってことが、ドラマの趣旨になるんだろうけど。
一話目を見逃したことが本当に悔やまれる。
再放送してもらわなきゃ。

芋たこなんきん
NHK朝ドラ:月~土8時15分NHK総合など
http://www3.nhk.or.jp/asadora/
・チカラハハ評価☆☆☆☆☆

最近の全ドラマの中で最もよかった。
朝ドラとかほとんど見ないのだが、
藤山直美主演ということで、初回からチェック。
何度も見逃す回はあるのだが、
それぞれのエピソードは一週間単位で、
その都度ゲストがおり、土曜日にそのテーマはまとまっておしまい、
という、典型的な連続ホームドラマだ。
それなのに、
藤山直美の「喜劇役者」オーラを包む、
國村隼の夫健次郎と、いしだあゆみの秘書純子が抜群によく、
芋たこなんきんワールドには、飽きずにずっとひきつけられた。
主人公の子ども時代との交差も自然でバリエーションになる。
毎週泣かされた~。


このクールはNHKびいきになったなあ。。。。