先日、上のお姉ちゃんの、学年最後の参観があった。
合唱や合奏、音読などで構成されたミニ発表会の形式。
みんな、保護者の大人がみている前で、少し緊張しながらも、
誇らしげに大きな声を出していた。
一年間で、大きくなったもんだ。
最後に、「私は何でしょう?」
というクイズ形式のものがあった。
こんな感じ。
Q:私はお掃除の時によく使われます。
棒の先にぼさぼさのものがついています。
私は何でしょう?
A:ほうき
答えに至るまでに、
質問コーナーがある。
質問がある人は挙手して先生があててくれる。
「~私は何でしょう?」
「はい、はい、はいー(ほとんど全員手を挙げる)」
「○○くん」
「それは、どんな色ですか?」
「銀色です。」
「~私は何でしょう?」
「●●さん」
「それはどんな形ですか?」
「四角いです。」
彼らの質問のまず最初は、9割がた、
「どんな色?」
「どんな形?」
というものだった。決まってるのか?というくらい。
「いろ」と「かたち」は、
ものを把握する為の最小単位。
だから、この質問は、全く理にかなってはいるものの、
みんながみんなこれだったもんだから、
だんだんおかしくなっていた。
何問目かで、上のお姉ちゃんがとうとう当てられた。
ちょっと恥ずかしそうに、こう言った。
「それは、どんな形ですか?」