尻に火がついて、大学のレポートはひとまず提出できた。
ゼミ分はまだ未完ではあるが、今期はとりあえずこれでおしまい。
月末には、また、継続か退学かの意思表示をしなければならない。
力が退院してすぐに、復学か退学か迷ったが、
とりあえず復学してやってみることにして今に至る。
後期授業が始まってすぐの10月から、
力は連続して入院してしまった。
その後も、なんやかんや、てんやわんやに年末に突入、また入院。
年明けてようやく大学のことを思い出し、
こうやって、締切直前に課題をやるが、
これでは、体を成していない。
自分の学生時代と全く変わってない。
本質は変わらんな。
こんな状態の半期だったので、
とても残念なのだが、
今期限りで大学から一旦離れようと思っている。
第一の理由として、何より、
経済的な部分が大きい。
社会人学生として在籍しているので、
基本は「我で稼いだ金で学べ」だ。
家庭を持つものにとって、
自分で稼いだ分は自分だけのもの、ではないことは当然だが、
今は自分でも稼いでいない。
夫の稼ぎの中から捻出してまで学費にあてることは、どうしても抵抗がある。
(今期分は事前プール分で予算内)
現実的に、
二馬力が一馬力になった上、
力のことにも、お姉ちゃんたちのことにも、
節約できないお金は、今からどんどん増えるだろうから。
もう一つは、
モチベーションの問題だ。
「片手間にやれること」
は、それなりのことだ。
メインのやるべきことが、今の生活にとって大部分を占めているので、
他のことがほとんど「片手間」になっている。
片手間事業がそれなりの結果になることに対して、
言い訳がましくなる自分も嫌なので、
片手間事業はますます片手間化してしまう、悪循環だ。
一つのことに、ただひたすらに打ち込める人は、
いいなあ、うらやましいなあ、と思う。
が、
自分は、いろんなことをやりたい、と思うタイプ。
多チャンネルを持つことで、
それぞれのバランスを保っている、というところ。
ただ、学生時期や、独身時期のように、
何でも自分で決め、
自分のコンディションだけを整えて、
わき目もふらずに突っ走られた時期は、
本当に贅沢な時間だった、と思う。
力が退院して半年。
もっと、
これはやれたのでは、
あれもやれたのでは、
と思うこと多々だが、
春からは、
大学を辞め、
新聞の連載執筆も終わってしまっているので、
スケジュール帳は空き空きだ。
この状態で何をしよう?何ができるのだろう?
と、思い巡らしている。
ちょっと、下降線をたどっているこのごろ。いつもの波がきている。
何かやりたいよなあー。
まあ、あと半年先には、
「まー、こんなこと思ってたのね、能天気~。」
と思ってるような気もするが。