みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

リハビリ初日

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昨晩の風は、やはり春一番だったらしい。
朝方は暴風雨になり、明るくなった頃、風雨はおさまった。

昨年の今日、バレンタインデーは、
力が入院した日だ。
長い長い怒涛の入院生活が、昨年の今日から始まった。
でも、ありがたいことに、
今年のバレンタインは、
元気にリハビリに通っている。

朝起きたらあまりにも暗いので、
今日のリハビリ、どうしよっかなあ、と思った。
でも、今日は初日。
だんだん天気は回復する、と言っているし、
頑張っていくことにした。

力は相変わらず、朝寝熟睡。

リハビリの先生は、今日から担当してくれる初めての先生。
力を無理に起こして、ちょっと目が覚めると、
初めての先生に、ものすごく緊張していた。

最近になって、力の身体が曲がっていることが気になっている。
逆流防ぐ為の右向き寝が原因だ。
ちょうどよかったので、先生にも相談した。

一度整形でみてもらったほうがいい、
と言われたが、
毎日、できることは教えてもらった。
無理やりはダメとのこと。

また、ふらふら動かないよう、
ポジション固定する為のねんねの場の作り方や、
座らせる時のコツなんかを教えてもらい、
とてもよかった。
力は、終わりがけにようやくリラックスできたようだ。

明日は外来受診。
聴力検査が朝一である。
10月にABRという検査を受けたが、
さらに、精査する為の検査。
力の聴力の程度を、この検査である程度決定することになる。

「難聴」とわかった乳児期から一時は、
力の耳はほとんど聞こえないもの、と無意識のうちに、そう思いながら過ごしてしまった。
でも手術などで大変なことになった頃からは、
耳のことは、二の次という感じになった。

落ち着いてくると、どうも聞こえていそう、と思えることが増えてきて、
10月の検査で、中程度の難聴くらいらしい、
という結果が出てからは、
力が聞こえてない、と思うことがすっかりなくなった。
当たり前に、聞こえている、として、接している。

明日の検査の結果はどうかはわからないが、
力の聴力については、
ある程度方向性が定められてくるのでは、と思っている。
楽しみでもあり、どきどきでもある。

明日は、今日より10度も寒くなるらしい。
上のお姉ちゃんが、昨日からのど痛を訴えている。
春一番がふいたとは言え冬はもうちょいある。

気合入れて風邪ひかんごとせな。

あーー、そういえば、バレンタインデー!

みんなで食べようと、神戸の菓子店からお取り寄せしている。
ただし、金曜日に到着。
ちょっとお待たせしますが、お楽しみにー。