先日、上のお姉ちゃん、ようやく「初めてのおつかい」にトライした。
お姉ちゃん、夫に似たのか、
新しいこと、初めてのことには、
積極的に飛び込もうとしないタイプ。
ということで、
とうとう、今になった。
母：「あのね、へんな人を見かけたり、話しかけてくる人がおったら、
側に寄らずに知らん振りするとよ。」
Ｎ：「うん、わかった。でもさあ、へんな人ってどんな人？」
母：「・・うーん。・・そうねえ、例えばさあ、『おじょうちゃん、かわいいね』、
とか、『おじょうちゃん、何か買ってあげるよ』とか言う人はだめやね。
（今どき、こんな手口誰も使わんよねえ・・・）」
Ｎ：「ふーん、わかった。」
母：「あとさ、Ｎのことじろじろ見る人もダメよ。」
Ｎ：「わかったー。」
母：「で、何か困ったら、近くの大人の人に、助けて！って言ってね。」
Ｎ：「でもさー。その人が悪い人やったら？」
母：「・・・・・・・。そうねえ。いい人そうな人に、言ってよ。」
Ｎ：「いい人ってさあ、男の人？女の人？おじちゃん、おばちゃん？」
母：「いや、男も女もないったい。いい人そうな人。」
Ｎ：「やさしそうな人ってこと？」
母：「いや、やさしそうに見える人ほど悪い人かもしれんったいね。これが。」
Ｎ：「そんなら、わからんもん。」
母：「そうねえ、わからんよねえ。いい人そうな大人ねえ。うーん。
いやあ、お母さんも、よーわからん。じゃあどうすりゃいいのようう～。」
