みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

一月ぶりに療育センターへ

週末は、保育園の餅つき会だった。
力は、夫がみてくれるというので、
お姉ちゃんたちと私の女性陣のみで参加。
久々にお会いする面々ともお話できて、
とても楽しかった。

今日は、一度行ったっきり、
入院して一月もあいてしまった、久々の療育センター。
前回の反省から、
今回は、注入時間を調節して、
風呂に入れてから、行った。

今日は、専門の先生に、
力の運動能力の発達程度のチェックをしてもらった。

頭が重たいわりに、
おしりや手足の脂肪がついておらず、力もないため、
寝る以外の姿勢が、まだできない状態であるとのこと。
普通、赤ちゃんは、寝たままから、
徐々にうつぶせになって、だんだん手足の力をつけ、
それからおすわりやはいはいと進んでいく。
力は、注入時間が長いことと、
のどのカニューレ、胃ろうチューブが邪魔になって、
うつぶせに移行すること自体が厳しい。
トライするけど、嫌がるし、やり方もわからなかったので、
どうしたもんかと思っていた。

手足のばたばたを見る限り、
身体に力がつけば、大丈夫、ちゃんと、発達しますよ。
と言ってもらった。

まずうつぶせ、は、
物理的に難しそうなので、
前から支えながら、お座りの形からリハビリしていきましょう、
と言われた。

家で簡単にできる、リハビリの為の抱っこの仕方や、
どこの力をまずつけていくべきで、
そのために、どうすればいいかを具体的に教えてもらった。
なるほどなるほどなるほどー。
前回も、とてもためになったし、驚きの連続であったが、
今日も、本当に目からうろこの、1時間弱。
あっという間であった。

早速帰宅した後、
やってみた。
力、先生の前では、緊張からか、途中から泣いてしまっていたが、
私がやると、へらへらーと笑っている。
もしかして、やり方間違ってるんかな?
ま、いいか。機嫌いいし。

私がやっているのをみて、
上のお姉ちゃん、
「わたしもやりたーい!」
と言っていた。

君も少しはやれそうだぞ!
手伝ってもらおっと。