みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

掴んだ!

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「おかあさあーん!ちょっと大ニュース大ニュース~!!」

お姉ちゃんたちに、「力のこと、ちょっと見といて」
と、別室に行ってた時、
上のお姉ちゃんが大声で叫びながら、走ってきた。

力になんかあったのかと思い、
ダッシュで戻ったら。

「ほら!とうとうちーくん、持ったよ!」
と、お姉ちゃんたち、満面の笑み。

最近、やっと反応するようになった、くるくる回るおもちゃの玉の一つに、
手がかかっているのだ。
まあ、はっきり言って、自分の意思で持ってはいない。
でも、引っかけたのは、確かに初めてだ。
力も、何が何やらわからんけど、
何だかうれしそう。
お姉ちゃんたち、
「拍手拍手~!」と、大騒ぎしていた。


今朝は、上のお姉ちゃんが、昨夕から耳が痛いというので、
早朝診療に連れて行くために、
今日はどんど焼と大根堀りの園外保育で、
遅刻できない下のお姉ちゃんをまずは先に園に送り、
その後病院に行った。

中耳炎の治りかけ、らしく、大したことはなかったのだが、
最近、お姉ちゃん、足が痛いだの、頭が痛いだの、
ちょっと、不安定である。
数日前、ちょっとした問題(お姉ちゃんは悪くない)が発覚して、
解決はしたんだが、
やっぱり、小学生低学年と言えども、
どこかに潜んでいる隙間の闇に引きずり込まれてしまう可能性はあるなあ、
と思った。
私たちだって、いろんなことはあったが、
小学生低学年では、さすがに、
殆どの子が、今よりは純朴で子どもらしかった気がする。
問題事項内容は、またの機会に「お姉ちゃんたちの部屋」にて。

さて、こんな風に兄弟児が病気になった時は、
本当に大変だ。
今日は、早朝で計画できて、夫が朝はいたので、そんなに問題ではなかったが、
急病やアクシデントには、
かなりつらい状況だ。

ありがたいことに、
力を連れまわすことができない、というわけではないが、
まず、力が身一つで出かけることができないことがでかい。
吸引機や注入物品、消毒済みの器具などが必需だ。
できるだけ急いで出ることができるように、
そこそこ準備してはいるが、
やっぱり、すぐ、というわけにはいかない。

核家族化の社会で、
こんな時、みんなどうしてるんだろうか?


そうそう、
今日は、久々に見た朝焼けが、本当に綺麗だった!