みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

こどもは大人のかがみ

週末の園の生活発表会、
さらには、先月の運動会の子ども達の姿をみて、
強く思ったこと。

年々、子ども達のいろんな力が衰えているのではないか?

運動能力については、
一昔前と比較して断然落ちているというデータを見たが、
まさに、それはいろんな場面で実感する。

先日の、園での生活発表会でも、
年長さんの語彙のバリエーションの少なさに、驚いた、
と、友人のお母さんが言っていた。

もとになっているのは、
精神面の脆弱さなのかもしれない。

何で最近の子ども達って、こんなに~なんだろう、
と思うことが多いのだが、
実は原因は、私たち大人にあるのではないだろうか?

利便性に走り、極力手間を省く生活。
電気モノに頼り、汗を流さない生活。
携帯電話やメールのお陰で、
顔を合わせずとも、詳細を詰めずとも成り立つ生活。

こんなところに、原因がありそうだ。

今の文明を昔に逆行させることは、もう無理だろう。
私たちの子ども達の世代が、次世代の子ども達を育てる時、
どんなになっているのだろうか?
自分達の世代でやれることを、しっかり考えなければ、と思う。