みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

不動の存在

今日、力の入院などで延び延びになっていた、
高校時代からの二人の友人の訪問を受けた。
一人とは中学からの付き合い。もう20年以上になるんだ!

同窓会などの、過去の皆さんとの付き合いがかなり苦手な私、
今は、大学時代以降の友人知人との交流が主だ。
でも、彼女らとは、ずっとお付き合いが続いている。
近くに住んでいるわけでもなし、環境も違うのだが、
一定の距離感でつながっている彼女らは、
私にとって本当にありがたい不動の存在。

今まで、自分が忙しすぎて、ゆっくり会えずじまい。
やっとここにきて、
少しのんびり会える状態になった。
お互い、殆ど同じ時期に結婚し、同じくらいの子どもがいる。

「昔に戻りたい、やりなおしたい、とか、思わんよね。今がいいよね。」
と、二人とも言っていた事に、はっとさせられた。
二人とも現在専業主婦なのだが、
今の自分や、周りに納得して、
幸せに過ごしているんだなあ、と、何だかとても、うれしかった。

仕事ばりばりな友人達と、刺激的な議論を戦わすことは、とても楽しくおもしろい。
でも、自分のペースを守りながら、幸せに過ごす友人達との時間もまた、
私にとっては貴重だと実感した。

これも、力のお陰だよな。